2014年12月22日
ペンギン会議に行ってきました3
ペンギンネタ第3弾は、海響館のペンギン保全への 取り組みについてです。 海響館はチリのサンチアゴ・メトロポリタン公園と 協力協定を結び、フンボルトペンギンの研究と保全に 貢献をしていく約束をしたとのことです。 海響館では、フンボルトペンギンの飼育施設を 「フンボルトペンギン特別保護区」と名付け、 飼育下において、繁殖を行っています。 ここは、サンチアゴ・メトロポリタン公園から 「生息域外重要繁殖地」として指定を受けています。 キーワ・・・
2014年12月17日
センダン
公園で白っぽい実を、いっぱいつけた木を見かけました。 なんだろう? 調べてみると、センダンでした。 葉が落ちた後も、実が長く枝先に残るので、おもしろいです。 この時期の実は、もう結構シワシワです。 ヒヨドリたちがガツガツ食べていました。 実はサポニンを含んでいるので、毒性があり、我々は食べられません。 薬にはなるらしいですね。 冬芽はこんな感じ。 サポニンを含むなら、ムクロジのように泡立つのかな・・・
2014年12月16日
ペンギン会議に行ってきました2
ということで、ペンギンネタの続きです。 資料によると、水深6m、水量約700㌧。 世界最大級のペンギンプールの中では、 ジェンツー、キング、イワトビ、マカロニの4種が 飼育されています(ペヲタは「ペンギン」を省略するぜ!)。 水面にはラッコかアザラシか、という感じで漂っていますが、 下から見るとこんな感じです。 動画で見ると、こうです。 体から、空気の泡が出ていますが、 羽毛の中の空気が、水圧で・・・
2014年12月16日
ペンギン会議に行ってきました。
ペンギン会議って何?なめてんのか? という方がほとんどだと思いますが、 まぁ、ペンギンネタだけのシンポジウム みたいなものだと思ってください。 全国の動物園水族館でペンギン飼育に携わる方から、 私のような「ペヲタ」が一堂に会するわけです。 話を聞くだけで、色々議論するわけではありません。 広く開かれたものとして、だれでも気軽に参加できます。 例年、東京で開催されているのですが、 今回は下関開催ということで... ヒコーキでいきます。 ・・・
2014年12月12日
増穂実習場(自動撮影装置⑤)
増穂実習の自動撮影装置による哺乳類紹介の続編です。 今回はニホンザルです。日本の在来哺乳類では唯一の霊長類になります。 最初の写真のサルは、ハナレザルといわれる単独行動をしている個体です。 通常は下の写真のように群れで生活しています。 くつろいでいる様子が実によく写っていますね。 母ザルにくっついているのは、春に生まれた子ザルです。 移動のときも、母ザルのお腹や背中などに、しっかりつかまっていますね。 (石)
2014年12月10日
増穂実習場(自動撮影装置④)
増穂実習の自動撮影装置による哺乳類紹介の続編です。 今回は、国の特別天然記念物のカモシカです。 このカモシカは、カメラとの距離が近すぎました・・・。 名前にシカと入っていますが、カモシカはウシ科の動物です。 シカ科のニホンジカと違い、角は毎年生え換わるわけではありません。 四肢も太短く、ニホンジカよりずっとがっしりしています。 最近では比較的標高の低い里山周辺で目撃されることも多くなりました。 増穂実習場周辺では、主にライ・・・
2014年11月30日
汽水域で魚採り
先日、魚類分類の授業でつかう、魚を採りに行きました。 場所は河川下流部。 やや潮の満ち引きの影響を受ける場所なので、干潮の時間帯を狙いました。 採集された魚類の大半は、ハゼ科の魚です。 実によく似た種類ですが、同定ポイントに注目すれば識別できます。 授業を受けた学生たちは種名が分かるかな? (石)
2014年11月27日
うどんは大好物!でも、うどんこ病は・・・
学校の玄関前に植えたアジサイたち。忙しさにかまけて、あまり見て いなかった教員(吉)です。 今日、事務局のYさんが「アジサイにうどんこ病が出ていませんか? かなり心配な状態です」と教えてくれました。うどんこ病は、その名の 通り、うどん粉のような真っ白い粉が植物を覆ってしまう病気で、放置 しておくと枯れてしまうこともしばしばです。 こんな秋の気温が下がった時期に、しかもアジサイにうどんこ病?と 思いながら見に行ったところ、ものすごく蔓延していました! ・・・
2014年11月21日
長い間、名前を忘れていました。
9月初旬に新宿御苑で撮影したベニヒモノキです。 御苑内ではプレートが設置してあり、ちゃんと種名も書かれてありましたが、 長い間、名前を忘れたままで紹介し忘れていました。 第一印象は「子供の頃(昭和50年代前半)、母親が掃除の時に使っていた "ホコリはたき"の、ど派手バージョン」でした。ちょっと調べたところ、 トウダイグサ科に属し、暑さや乾燥には強いものの寒さには弱いそうで、 冬でも7℃程度は必要とのことでした 新宿御苑では地植えでしたので、冬の管理は・・・
2014年11月19日
増穂実習場(自動撮影装置③)
増穂実習の自動撮影装置による哺乳類紹介の続編です。 今回は、主に夜行性で昼間はなかなか見ることができないニホンアナグマです。 太短い四肢やずんぐりした体型、額から鼻にかけて白い線があるのが特徴です。 ムジナとよばれ、タヌキと混同される地域もありますが、タヌキはイヌ科で、アナグマはイタチ科になります。 前足の頑丈な爪で、長いトンネル状の巣穴を掘ります。下の写真は巣穴の入り口です。 今回はカメラの前で、くつろいでいる姿が写って・・・