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  • 2017年3月15日

    ぷるぷるの卵

    親ガマたちが去って久しい錦糸町の池。 アカガエルの産卵が始まった。 まだ膨らんでいないものが多く、ここ1,2日以内の産卵。 昨年より10日以上遅い。 ちなみに今年は他の地域でも遅いようだ。 この公園でみられるのはニホンアカガエル。 手のひらにのせると、プルプルの弾力。 (ヤマアカガエルの卵は弾力が無く崩れるので、区別できる。) ニホンアカガエルも最近減っているカエルの代表。 でも、この池のアカガエル・・・

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  • 2017年2月27日

    今年は持久戦

    晴天が続いてカラカラだった錦糸町。 先週月曜の雨でスイッチが入り、ガマたちが池に集まり始めた。 その後急に寒くなり、オス達は合戦の機会をうかがう持久戦。 ようやく産卵したのはこの週末。 蛙合戦の激しさを物語るのが卵の跡。陸上にもちらほら。 乾き具合をみると産卵は日曜日? 近年、都内ではガマ(ヒキガエル)が減っているらしい。 その原因はよくわかっていないようだ。 この都市公園の池に集まるガマたちは、外見からすると、最近西日本か・・・

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  • 2017年2月10日

    最後の授業

    テスト週間が終わり、2年生最後の授業は、TCEらしく馬入水辺の楽校でおこなう野外実習となりました。前回アズマネザサを使って作ったカントリーヘッジ(自然素材の柵)は、枯れていい感じに景観に溶け込んでいました。 今回おこなったのは、生きものの大切な住処や繁殖場所となる湾処(わんど)の整備とヨシ原の管理。当校卒業生で講師でBiotopGuild代表でいつもお茶目で学生から大人気な三森先生↓指導の下、TCEの学生がここ数年継続して管理を行っている場所です。 ・・・

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  • 2017年1月31日

    外(よそ)から運ばれて来た生き物たち 展

    先日、菅生沼のほとりにある茨城県自然博物館に自然環境調査コースの3年生といってきました。 お目当ては特別展 “外(よそ)から運ばれて来た生き物たち” うれしくないことに、手前の常設展でもたくさんの外来種が迎えてくれました。 表層に暮らすイメージのライギョ。 水底の筒のなかで、出迎えてくれるのは意外なかんじ。 身近なバスやギルも特定外来生物なので飼養許可が表示されていました。 さてお目当ての特別展示。 標本だけでなく、マンガやクイズ、音・・・

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  • 2017年1月24日

    樹木医補実習(樹木医による樹木観察会)

    先週、樹木医の有田先生に小石川植物園を案内してもらい、樹種の識別や、特性、病変の解説、治療方法などを学びました。普段はなかなか気付かないですが、注意してみると病気になっている木は案外あるものです。その原因が不朽菌なのか、ウィルスなのか、虫害なのかによって症状や対処が違ってくるので、その特徴を押さえることが大切です。 歴史のある植物園なので、樹齢100年を超える大木も多く見られます。途中で見つけたこの木は、トキワマンサク。学校の生け垣にも使っていますが、こんなに大きくなる・・・

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  • 2016年12月16日

    “皮から革”工場

    野生動物管理コースの3年生と、なめし工場にいってきました。 “なめす”とは、体表面組織の“皮”から、素材としての“革”へ加工する工程。 おじゃましたのは学校と同じ墨田区にある山口産業さん。 こちらを訪れた目的は2013年から始まったMATAGIプロジェクト。 シカやイノシシなど、捨てられがちな獣皮の活用をサポートする取り組みです。 工場でなめす素材のメインはブタやウシ。 獣皮はメインの余力のなかで対応します。 加工を待つ塩漬けの毛皮。・・・

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  • 2016年11月30日

    鳥の卵コレクション

    2年の白井です。私は小学生の時に、妹が拾ってきた軍鶏(シャモ)という鶏を飼ったことがきっかけで、鳥のことが好きになりました。そして、鳥について調べているなかで、色も形も大きさも種によって違う卵について興味が湧いてきました。今回は私がコレクションしている、好きな走鳥類の卵を紹介したいと思います。 まずはダチョウの卵。ダチョウは主に南アフリカに生息している世界最大の鳥類で、飛ぶことができません。卵も約15cmと世界最大の大きさを誇ります(鶏の卵は約5-6cmほど)卵は大きい・・・

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  • 2016年11月21日

    オリーブの天敵

    先日、野生動物対策の研修で訪れたオリーブ畑。 防除柵が作られていた。 オリーブを食らうケモノ対策? そうではないらしい。 防除柵を作った理由はミミズ。 ミミズをさがして根や石垣を掘り返えす、イノシシ対策とのこと。   実を生で食べたことがある人なら想像つくかもしれない。 オリーブは天敵の種類が少ない植物である。 ところが日本での栽培にあたって、厄介な害虫の存在があった。 その名もオリーブアナアキゾウムシ。 原産地の地中海・・・

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  • 2016年11月17日

    菊を乗せた鳥の王様

    はじめまして、2年の仲田です。今回は増穂実習で観察することができたキクイタダキについて紹介します。 キクイタダキは、漢字で「菊戴」と書きます。頭の黄色い羽を菊の花びらに見立て「菊を戴く」としたのが名前の由来です。ちなみに、ヨーロッパでは黄色い冠を被っているように見えるため、「鳥の王様」ともいわれているそうです。かっこいいですよね! 普段は、留鳥・漂鳥として北海道や本州の亜高山帯~高山帯の針葉樹に生息し、果実や虫などを食べて生活しています。日本最小の鳥でとても小さく・・・

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  • 2016年11月15日

    屋久島の色撮り!

    2年の岡田です。今回は先月の屋久島実習で見られた鳥について紹介します。屋久島実習では、学生が調査計画を立てて自由に島内を巡る自主調査があり、僕は鳥類相調査をおこないました。今回の屋久島実習では、幸運なことに(?)台風18号が接近していたため、台風で流されてきた鳥など、珍鳥を見ることができました。 まずは、調査初日に永田で見られたクロハラアジサシの幼鳥です(冒頭写真)。風に流されないように前傾姿勢で目を細め、必死に堪えている姿勢が健気で可愛かったです。観察していると、狩り・・・

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