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2016年 11月 17日

菊を乗せた鳥の王様

はじめまして、2年の仲田です。今回は増穂実習で観察することができたキクイタダキについて紹介します。

キクイタダキは、漢字で「菊戴」と書きます。頭の黄色い羽を菊の花びらに見立て「菊を戴く」としたのが名前の由来です。ちなみに、ヨーロッパでは黄色い冠を被っているように見えるため、「鳥の王様」ともいわれているそうです。かっこいいですよね!

普段は、留鳥・漂鳥として北海道や本州の亜高山帯~高山帯の針葉樹に生息し、果実や虫などを食べて生活しています。日本最小の鳥でとても小さく、体長は約10 cm 程しかありません。そのため、なんとカマキリに食べられてしまうこともあるくらいなんです!その小ささに加えて、動きも早いので、しっかりと観察することは難しいのですが、水浴びのために運良く低い枝にとまってくれて、とても近くで見ることができたので嬉しかったです。

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この時キクイタダキは、シジュウカラなどのカラ類と混群をつくっていました。他にもゴジュウカラやキバシリなども混じっていました。混群というのは、異なる種類の鳥が一つの群れとなり共に行動することをいいます。これによってエサを見つけやすくなったり、敵に襲われるリスクを下げることができると言われています。

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増穂では、幼鳥も観察することができました。成鳥と比べてみると一目瞭然!写真を見るとわかるように、巣立ち雛には頭の菊がありません。キクイタダキは、冬になると低地や団地の林、東京の公園などでも見られることがあります。皆さんも近くで探してみてはどうでしょうか?

(写真撮影:2年岡田)