2014年4月30日
ツツジが咲いております
学校の植え込みには、ツツジが植えてあります。 いわゆる「オオムラサキ」と言われる種類です。 オオムラサキは長崎の平戸で栽培され、全国に広がったものとされています。 なので、園芸関係では「ヒラドツツジ」と呼ばれることも多いのですが、 何と何が掛け合わされてできたものかはよくわかっておらず、 類縁関係は混乱しているようです。 見た目の特徴としては、雄しべの数が10本というところです。 これは、赤花タイプ。 雄しべが10本あるのがわかると思います。 ・・・
2014年4月28日
春だけ!ツマキチョウ
ここ最近のブログでは、イベントの紹介ばかりしていた教員(吉)です。春の生き物 ネタが続いているので、流れに乗って春の風物詩?のツマキチョウを紹介します ツマキチョウは、毎年、春にだけ姿を現すシロチョウの1種で、この時期を逃すと 来年まで姿を見ることが出来ません。翅(はね)全体が白く、遠くから見ただけでは 弱々しいモンシロチョウのように見えます でも、近づいてみると、後翅の裏側には独特の模様があり、翅の先端は尖っています。 さらにオスでは先端がオレンジ色です・・・
2014年4月22日
続 春の里山にて
前回の春の里山にての続きです。 林道の上に咲く白い花が目に止まりました。 最初、フジ(ノダフジ)の白花かと思いましたが、花序の長さや蔓の巻き方などから、 ヤマフジの白花のようです。 その後、尾根沿いを歩いていると、ムベの花を発見。 こちらの花も白花でした。 秋には美味しい実がなっているかもしれません。 (↓別の場所で11月に撮影したムベの果実) 紅葉の時期にでも、また来てみよう。 だけど、この周辺にはニ・・・
2014年4月20日
春の里山にて
日曜日に春の里山に出かけてきました。 水田のそばで、水色のトンボが枯草に止まっていました。 シオヤトンボのオスです。水色なので、シオカラトンボに間違われることもあります。 近くに若いオスもいました。 若いオスは水色ではなく写真のように黄色と黒で、メスと色が似ています。 今回、シオヤトンボのメスは見つけられませんでした。 見落としそうになりましたが、地面でじっとしている小さなトンボがいました。 サナエトンボ科のコサナエ(オス)でした・・・
2014年4月1日
春本番!自然の寄せ植え
あっという間に四月になりました。毎日話題になっているサクラも良いですが道ばたにもなかなか春らしさを満喫できる植物があります通勤途中で偶然見つけたものですが、スミレ、ホトケノザ、セイヨウタンポポの寄せ植えです。もちろん、こんな花の組み合わせを人が植えるわけはないので、自然にできあがったものだと思います人間の目と違って、1枚の写真に3つの花を移し込むのがなかなか難しかったです。「スーツ姿で地面すれすれにカメラを構えている中年男」という怪しい状況に少々焦りながら、20分ほど格闘して・・・
2014年3月28日
踊り葉ボタン作成中
冬前に植えた玄関前のハボタンも、春を目前にしてこんなに高く成長しました。 すっかり丈も伸びて、もうすぐでアブラナ科の特徴がよくわかる花が咲きそうです。 本当は、新学期を迎えるに当たって、別の花に植え替えようと思っていたんだけど、 忙しさにかまけてなかなか出来ずじまいでした そんな状況に。天から助けの声が!学校の建物上階にある自然環境研究センターの KB田さんが「踊り葉ボタンにするには今がちょうどいいんじゃないの」と教えて くれました さっ・・・
2014年2月21日
屋久島実習2013(4)~今年は撮れました!ツマベニチョウ~
昨年度の屋久島実習にはツマベニチョウの写真が撮れず、紹介できていませんでした。今回はアカマダラヨトウの成虫と同様、きちんと写真に撮ってきたのでご紹介します。ツマベニチョウは、普段は高い場所を高速で飛翔しているイメージの強いチョウです。イメージとしてはタテハチョウに近いですが、分類学的にはシロチョウの仲間です。ハイビスカスで吸蜜する時は、低い場所で観察できます。それでも、動きが速いため写真に撮るのは至難の業でした。なかなか良いタイミングで写真に収まってくれませんこれは、比較的う・・・
2014年2月19日
枯れ葉と同居する無数の花!シナマンサク
2月の上旬、公園に足を運んでみると、枯れ葉をまとった樹木が目にとまりました。公園内にあるたいていの樹木は葉を落としているなかで、こんなに立派な枯れ葉をつけている樹木はそれほど多くはありません。クヌギやカシワなどの落葉樹も冬に葉を落とすわけではないのですが、樹皮の雰囲気も違いますしかも、なんか明るい黄色の花がついています。目が悪いから遠くからでは自信が無いので(^^;)、近づいて確認しました。マンサク科の樹木ですねマンサクは枝に花を多数つけるので「満作」になったという説と、他の・・・
2014年2月18日
海の中のツリー
寒い日々が続きますね。 予報ではまた近々雪が降るようで、戦々恐々としております。 そんな寒い中、更に寒くなるような内容で申し訳ありませんが、 今回は海で見られる、ちょっと不思議な生きものを紹介します。 その生きものとは「イバラカンザシ」 体長は4~7センチ程。らせん状の毛のようなものは鰓冠(さいかん)といい、 ここから呼吸をしたり、プランクトン等を捕食したりしています。 この全体像がクリスマスツリーのようだという理由で、英語では 「Chri・・・
2014年2月17日
今年も大雪!
今年は、都内でも記録的な大雪になっています。2週続けてこんなに降るとは思いもしませんでした。東京でさえ、各地で雪の被害が出ています。都内の公園では、雪はある程度溶けたり、除雪されたりして、日曜日には歩けるようになりましたが、植栽されているシラカシの枝がバキバキに折れて酷い有様でした。そんな公園を歩いていると、池も全面に氷が張って、見慣れたはずの景色が一変していました。雪の上のツグミ氷の上のハクセキレイ見慣れたはずの鳥でも、この日ばかりは別物に感じた1日でした (吉)