2014年10月24日
オカヤドカリのビーチコーミング
10月のある日、台風が去った屋久島はさわやかに晴れ渡り、 海岸には台風の置き土産が沢山打ち上げられていました。 海岸に打ち上げられた物を観察する事をビーチコーミング と言いますが、今日の海岸には小さな先客たちがあわただしく ビーチコーミングをしていました。 その先客とは... オカヤドカリ達です。 餌となるものでも探しているのかと思い、観察をすることにしました。 浜辺に一様にいるのではなく、波打ち際に・・・
2014年10月23日
ヤブランだけでなく、シクラメンまでも! 戦闘開始だぁ!
先日お伝えしたナメクジ被害の続編です。ヤブランの花を食うナメクジを発見した その日に、スタッフの(岩)さんにナメクジ退治の薬を買ってきてもらいました。 じゃじゃん!その名も「ナメクジ カダン」。購入の決め手は「ビール好きなので、 ビール酵母パワーに魅了された」からだそうです 早速、撒いてやろうと思ったのですが、「雨が降ると効果が弱くなります」との 注意書きが!むぅ~、東京は2日ほど雨模様なので、やむなく散布を延期しました そして今日、雨も上がって明・・・
2014年10月21日
ヤブランの花が満開!のハズが・・・
学校の玄関前の植え込みには、2品種(タイプ)のヤブランが植えられています。 ひとつは葉が緑一色の品種で晩夏にはたくさんの花が咲き、今は実がついています。 もうひとつは斑入りヤブランで、葉の縁が白くれとてもきれいな品種です。今年 植え込みを見ている感じでは少し花が付くのが遅いかもしれません。 少し前から、斑入りタイプがたくさんの花茎を伸ばしていたので「そろそろ満開に なるかな」と楽しみにしていたのですが、なんか色もくすんだままでパッとしません よく観察し・・・
2014年10月10日
シクラメンに花芽がつきました
春に鉢から地植えにしたシクラメンの株が大きくなり、花芽がついて いるのを確認しました。 シクラメンといえば冬の花のイメージが強いので、もうそんな時期 なんだなと改めて思った教員(吉)です ところで、ここでシクラメンクイズです 【1】シクラメンの別名は何ですか? 【2】その別名の由来は? 知らない学生は調べてみて下さい。 きっと、シクラメンのイメージが変わること請け合いです (吉)
2014年10月6日
夏の終わりにみかけたキリギリス?
都内の公園でも、こんなキリギリスの仲間を見かけることがあります。 知っている人にとっては、それほど珍しくもないアイツですが、「むしむし」の 授業を習いたての1年生にとっては、「こいつは誰だ?」となるかもしれません さて、1年生達よ、こいつの正体はなんでしょう? 教員(吉)の「むしむし」の授業を頑張って思い出して下さい (吉)
2014年9月30日
張り付くタニシ
学校とは背中合わせの田螺稲荷。 張り付いたタニシによって周囲の火災から守られた"いわれ"から「火防せ」の神様として知られます。 一方、現代。故事でも逸話でもなく、水路の壁に張り付く巨大なタニシがいます。そしてその後に残されたもの。 スクミリンゴガイ(俗称ジャンボタニシ)の卵です。 南米原産。寒さは苦手。北限は茨城で、房総では、最近まで限られた場所でしかみられませんでした。ところが今や、九十九里地域ではどこでも簡単に見ら・・・
2014年9月30日
カマキリの狙い
収穫が終わった水田周りを散策中のこと、枯れ枝の先にオオカマキリが静止しているのを見つけました。 翅がまだ生えていない幼虫のようです。 しばらく様子を見ていたのですが微動だにしません。 何かを狙っているのでしょうか。 周囲を見てみると、 ノシメトンボをはじめとした多くのトンボが枝先に止まっていました。 おそらく、このオオカマキリは枝先に止まりにきたトンボを待ち構えていたのでしょう。 よく見ると、何かに捕食されたと思われる・・・
2014年9月25日
トラクター利用術
秋の房総半島。チュウサギが集まっている水田がありました。この水田はトラクターが耕起中。でてくる虫やカエルなどを狙っているようです。 トラクターは水田のなかを右へ左へ。一方でチュウサギは、あまり動かず、ぼーっとトラクターが来て過ぎるのを待っています。 ようやく過ぎ去ると、ちょっと歩いて餌探し。サギ達はつかず離れず。まるで、自分の餌場範囲が決まっているかのようです。 一方、夏にみかけたアマサギ達。トラクターを追いかけて、われ先にと必死に餌を・・・
2014年9月18日
9月の増穂実習場(ホンドキツネ)
増穂実習では、夜間の哺乳類ライトセンサス調査も実施しています。 これまでの調査で、ニホンジカやカモシカについては何度も確認できたのですが、 今回の調査ではキツネがゆっくり観察できました。 幅広で先端がとがった大きな耳、スマートな体。 このキツネの写真は、学生が車内より撮影したものです。 警戒心の強いキツネをゆっくり見られて幸運なライトセンサスでした。 (石)
2014年9月11日
ツクツクボウシの抜け殻に群がるクリーチャー
セミ時雨もミンミンゼミがツクツクボウシに代わりはじめた頃、風変わりな 生物の組み合わせを桜並木で見かけました。 一見すると、ただのツクツクボウシの抜け殻なんですが、周りに赤い物体が まとわりついています。 これはヨコヅナサシガメの幼虫ですが、一体、何をしてるんでしょう。隠れ家 として使っているのか、それとも新しい抜け殻なので、何か美味しいモノでも あるのでしょうか 気になった学生は調べてみて下さい。そして分かったことがあれば、是非、 教員(吉)・・・