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  • 2013年4月23日

    厳島神社(弥山)とシカ(2)

    前回のブログ記事から少し間隔が開いてしまいましたが、広島は厳島神社の裏手に ある弥山で見てきた光景をアップします。 弥山には「弥山原始林」といわれる特別保護区があります。この地には植物系統 学的にも興味深い登山道脇の入り口にはご覧のような看板と石碑が建てられていて、 何も知らずに訪れた教員(吉)はちょっと得した気分になりました ところが、林内で見かける植物はと言うと、アセビ、イヌガシ、シキミ、ホウロク イチゴ・・・ん?これって全部シカの忌避植物ばっ・・・

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  • 2013年4月8日

    厳島神社(弥山)とシカ(1)

    3月下旬に広島は宮島にある厳島神社とその裏にある弥山(標高は500mほど)に 行ってきました。この場所はもともと有名な観光地でしたが、NHKの大河ドラマ 「平清盛」でさらに知名度が上がりました(大河ドラマは見てませんが・・・) この宮島は清盛以外にもニホンジカがたくさんいることでも有名です。個人的には 奈良公園と同じような印象があります。広島本土側からフェリーを降りるとすぐに 人混みの中にたくさんのニホンジカを見ることが出来ます 野生のはずなんですが人から・・・

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  • 2013年3月26日

    今年の花見はお早めに

    毎年この時期は桜の花見で盛り上がりますが、今年はニュースで桜前線の異変が 盛んに報じられていますね。なんでも東京では観測史上、最も早い開花となった ようで、このブログを書いている時点(3月26日)では早くも散り始めるか?と いった状況です 今日の写真は春分の日に撮影したもので、満開にはやや早いかなといったところ ですが花見を楽しむには十分な状態でした 2013年は春の生き物の活動もこのまま早めのスタートを切るのでしょうか?(吉)

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  • 2013年3月21日

    身近な場所で見かけるガ(21)~飛べないガ

    啓蟄が過ぎてからすっかり暖かい日が続く都内ですが、公園に出かけてみるとまだまだ 頑張っている冬の生き物に出会うことができます 写真の生き物は、開花しているサクラの幹にひっそりと止まっていました。もちろん、 花見をしている人達は気づくはずもありませんね この生き物の正体は一体なんでしょうか?・・・ちょっとグロテスクな形ですが、実は れっきとしたガの成虫です。ガの仲間には、メスのはねが退化して飛べない種が結構いて、 この種もそのうちのひとつです 種名・・・

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  • 2013年3月18日

    小さくても・・・立派な捕食者

    先週は学校の移転でブログの更新が止まってしまいました。今は新しい校舎で 仕事を再開したので、ブログもボチボチと更新していきます 3月に入って暖かくなったとたん、花粉の飛散量が悲惨な状態になっていますが 皆さんは大丈夫でしょうか?ちなみに教員(吉)はかなりヘビーな花粉症です さて、そんな花粉は飛びまくる中で撮影したのは食事中のヨコヅナサシガメの 幼虫でした。黒いボディが意外と木の樹皮にうまい具合に紛れて見づらいですが 自分の体長の何倍もある大きなガ(エダシャ・・・

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  • 2013年2月22日

    意外な物もご馳走みたいです

    ちょっと季節外れですが、今回は意外なチョウの餌を紹介します。チョウの餌は 「花の蜜」と「樹液」の2タイプに大きく分かれるというのが一般的な認識だと 思います。 そのなかでもアゲハチョウ類やシジミチョウ類は花の蜜を好み、タテハチョウ類や ジャノメチョウ類は樹液に良く集まる傾向があると思います。 これはアゲハの仲間のクロアゲハ。花で吸蜜中です こちらはタテハの仲間のゴマダラチョウとアカボシゴマダラ。樹液を吸っています ところが、アゲハチョウや・・・

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  • 2013年2月18日

    この子はだぁれ?

    去年の6月に都内で見つけたのですが、なかなか正体が分かりません。 横から撮った写真では、こっちをじろりと見ているようなのですが、 この子はいったい誰なんでしょうか?       (吉)

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  • 2013年2月12日

    忍法ウスバフユシャク

    冬になると生き物ネタがどうしてもガに偏ってしまう教員(吉)です。 今回、ご紹介するのは冬に成虫になるシャクガ(フユシャク類)の1種の ウスバフユシャクです 実は去年のブログでもフユシャク類はかなり紹介してきました(例えば、 こちらをどうぞ) http://blogs.yahoo.co.jp/tceblogs/62482752.html 去年はトイレの灯りに誘われてタイルに止まっていた個体を撮影ことが 多く、なかなか木に止まっている姿を紹介できていませんで・・・

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  • 2013年2月6日

    佐渡で新種のカエル、その名もサドガエル!

    昨年(2012年)の年末に佐渡島から大きな発見がありました。カエルの新種が 記載されサドガエル(学名はRugosa susurra)と名付けられました。佐渡には ツチガエルが分布していますが、サドガエルはお腹の色が黄色いことや、鳴き 声が違うなどで区別できます 実は、「佐渡にはツチガエルとは違ったツチガエルがいる」ことは、以前から 知られていました。私もかつて佐渡で仕事をしていた際に、偶然このカエルの 写真を撮っていました。 まずは背面から。ツチガエルに・・・

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  • 2013年1月29日

    これは幼虫?それとも蛹?

    昆虫のうち、チョウやガ、コウチュウ、ハチ、ハエ類などは、卵から孵化した幼虫は蛹を経て 成虫になります(完全変態と言います)。 この写真はナガサキアゲハというチョウの1種なんですが、変わった形だと思いませんか? 幼虫のようでも、蛹でもない・・・実はこれ、「前蛹(ぜんよう)」といって、幼虫から 蛹に変わる途中の状態なんです。 良く見てもらえれば頭の回りに脚をギュッと縮めているのが見えます。この状態で1~2日 ほど経過したら脱皮をして蛹になります さら・・・

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