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  • 2025年7月30日

    ライチョウ2025

    朝日岳から白馬岳へ歩いているとき、今年はじめてのライチョウに出会いました。 雪倉岳を過ぎて、雪渓を渡ろうと思ったとき、すぐ右に子どもが。 この子がいるってことは。近くにお母さんがいるはず。 子どもを呼ぶ鳴き声も聞こえる。どこ? すぐ左にいました。気づかず、ごめんなさい。 子どもはお母さんのもとへ向かいます。 まだ呼ぶお母さん。 よく見ると合計で3羽の子どもたち。子どもたちは自由に歩き回っていま・・・

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  • 2025年5月27日

    ノビルの花・ムカゴの食べ方

    先日の日帰り実習の際に学生から、「ノビルの食べ方を知りたい」とリクエストがあった。 ノビルはヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属の多年草で日本全国に分布している。河川敷や公園など、いたるところで見ることが出来る。実習場のある黒姫や増穂にも大量に自生している。春先の柔らかなうちは全草が可食部となる。よく知られている食べ方は下の写真のような鱗茎部周辺で、軽く茹でてから酢味噌で食す方法だ。 ノビルの鱗茎 トウ立ちしていなければ数本をくるりとまとめて縛り、天ぷらにし・・・

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  • 2025年4月16日

    はじめての野鳥観察

    4月も中旬に入り、都内では春の生き物を観察する良い時期になってきました。新1年生の野外活動もいよいよスタートです。教室を飛び出して、学校近くの「猿江恩賜公園」で身近な植物と野鳥の観察会を実施しました。この記事では野鳥観察の基本を学ぶ学生の様子と、実際に猿江公園で観察できた鳥類をご紹介します。 観察会の冒頭で、野鳥の観察ポイントとして、姿・模様、鳴き声、そして大きさに着目すること、双眼鏡の使い方の説明を受けます。 説明に聞き入る学生たち 次に「ものさし鳥」に・・・

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  • 2025年4月13日

    春の陽気に誘われて公園に出かけてみました

    厳しい寒さや冷たい雨の日が続いた2025年の春。ようやく暖かくなった4月中旬、春の陽気に誘われて近くの公園に出かけました。冬から春に移り変わるこの時期は、公園の遊歩道沿いでは桜の花びらが新緑に映え、林内ではサザンカ類の絨毯が楽しめます。個人的にお気に入りの季節です。 満開の桜もきれいですが、花びらが敷き詰められたように見えるこの時期も魅力的です 赤が映えるサザンカ類の株元。 開けた草原はもちろん、日差しが差し込む明るい林内では、草本類が一斉に開花します。セ・・・

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  • 2024年12月19日

    雲取山へ自然探訪

    この時期の学校は、日帰りの実習はあるものの、泊りがけの実習は少なくなります。5~10月の長期実習のシーズン中、学生のみなさんと泊りがけで山梨や屋久島を訪れ、自然豊かな環境があたり前の日々を過ごしていた身からすると何かが足りないような感覚になってきます。 そこで、自然を満喫すべく今週末に1泊2日で東京都最高峰の雲取山に登ってきました。※過去の雲取山関連記事はコチラ 「お祭」バス停からスタートし、三条の湯を目指します。ちなみに、この変わったバス停の名前(地名・・・

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  • 2024年10月10日

    “取り木族”現る

    本校の"樹木医補"養成講座では、樹木の苗をつくり、増殖させる技術の一つとして取り木(とりき)を体験します。取り木とは親となる樹木の枝など、体の一部を発根させて切り取ることで苗をつくる方法です。親木と同じ遺伝子を持つクローンを得ることができます。 例年、取り木を経験する機会は学校生活の中で一度だけですが、今年は樹木に関心をもつ学生たちで結成された班が、2年生の課題研究でも取り木に挑戦しています。 テーマは「在来樹種の効率的な増やし方」近年、地域の生物多様性を向上さ・・・

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  • 2024年10月4日

    増穂実習で一番のタカ渡り

    今年の増穂実習も植物班や哺乳類班などの各班は計画通りにデータを得たり、得た情報から計画を変更をしたりと必死に実習を進めています。 この時期になると鳥類班では、毎年のようにタカの渡りを観察しています。この季節に渡りを見ないのは勿体ないですね。 実習期間中は基本的に天気が良かったため、渡りを見に行くタイミングが難しい中、最終日に観察をしてきました。この日は東から雲が流れる程度の風が吹いており、前日の天気は雨だったので期待が持てそうです。 最初にノスリがパラパラ・・・

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  • 2024年9月24日

    落ち葉早食い!?選手権

    サッカーなどのチームスポーツでは、アウェイ(相手の本拠地)よりもホーム(自分の本拠地)でプレーする方が有利とされています。普段から慣れ親しんだ近場のフィールドの方が、移動による疲労や精神的なプレッシャーも少なく、選手が本来の力を発揮しやすいのでしょう。 スポーツではありませんが、森の中で落ち葉が分解する速度を競ったときも、これと似たような現象が起きます。森の分解者たちによる「落ち葉の早食い競争」をイメージしてもらうとよいかもしれません。気候などの条件が同じであれば、あ・・・

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  • 2024年8月28日

    山と花と星と妖精

    先日、北アルプスの奥穂高岳と北穂高岳に登って来ました。 朝5:30に上高地を出発し、右岸の散策路を歩きます。道中、明神池手前の木道から20-30mのあたりで、ツキノワグマが笹薮の中をかき分けていくのを目撃しました。幸いこちらをまったく気にしていないようでしたので、急いでその場を離れました。(帰りに上高地インフォメーションセンターへ情報提供しました。) ほっと一息、路傍の草花が目を楽しませてくれます。 クサボタンくるりとカールした花びら(っぽ・・・

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  • 2024年7月11日

    夏の大合唱始まる。

    都内の公園に自然観察に行ってきました。 今回の目当ては夏の昆虫たちです。 様々な昆虫が顔を見せてくれましたが、その中でシーズン真っ最中の特に目(耳?)についた昆虫を紹介します。  その昆虫とは? 幼虫が木に登っています。体中泥だらけですね。大きめのピスタチオサイズです。 脱皮中のものもいます。 脱皮が終わって羽を乾かしている個体です。 羽がほぼ乾燥した個体です。 ・・・

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