2015年1月23日
シンコム3号の備忘録
シンコム3号の備忘録 実習で屋久島に赴いた際、不思議なものを発見した。 それは、いつものようにスーパーの食料品コーナーを徘徊している時だった。 菓子パン好きの私は南九州エリアでは池田パンのチェックを欠かしたことがない。 まずは定番のキングチョコを手に取り、買い物かごに入れた。 これが無くては明日が始まらない。起き抜けの"おめざ"には最高である。 直前にキリンを見て、さらに明日の朝一甘味を確保出来たことで私のテンション はピークに達した・・・
2015年1月19日
ペンギン会議に行ってきました7
ペンギン会議に行ってきました第7弾は、いよいよペンギン会議のお話です。1回目の時に、シンポジウムみたいなものと書きましたが、内容はと言いますと...足寄動物化石博物館 安藤達郎先生の「ペンギン古生物学の最前線」や、ペンギン会議会員さんの南アフリカでのケープペンギン保全ボランティア、違う会員さんの、ニュージーランドの野生ペンギンを見に行った旅の話、いろいろな水族館、動物園のペンギン飼育員によるペンギン展示の紹介が行われました。これは安藤先生の発表の様子。安藤先生は化石がご専門な・・・
2015年1月16日
雉始雊(きじはじめてなく)
古くから季節を表すものに、二十四節気七十二候というものがあります。二十四節気は冬至、夏至、春分、秋分など、普段から馴染みがある季節を示す目印です。今年は1月5日が小寒で、これからさらに寒さが厳しくなる頃であるとされています。確かに寒い。七十二候は、この二十四節気をさらに3つの期間に分けて季節を表すものです。七十二候には多くの動植物が登場して、なかなかおもしろいです。今の候は「雉始雊(きじはじめてなく)」で、キジが鳴き始める頃とされています。写真のキジは、昨年5月に増穂実習場周・・・
2015年1月15日
クモの巣が張るまで動かない!? 越冬中のルリタテハ
冬場は昆虫のほとんどが活動しないのでなかなか写真を撮る機会も少ないのですが、先日ちょっと面白いものを見つけました公園内の桜の木で、ルリタテハが幹にむき出しの状態で止まったまま越冬していました。何度も通っている公園の道なのに、気づかないものですねぇ~しかもよく見ると前翅にはクモの糸までついています。もう死んでいるのかと思いきや、前翅は動きますし、生きています翌週、確認にいったら翅は元の状態に戻っていました。ちゃんと生きてるんですねぇ~。「成虫で冬休眠しているんだから、当たり前だ・・・
2015年1月13日
腕時計ベルトの遊環自作
ダイバーズウオッチやGショック等にはウレタン製のベルトが使われていることがある。 海水や汚れなどが浸み込まず適度の伸縮性があり、大変具合がよろしい。 ただし、長く使用していると必ず起こるのが加水分解というウレタン素材そのものの劣化である。 この加水分解と使用によって掛かる負荷によって、真っ先に壊れてゆくのが遊環である。 下の写真の上にあるものが長年にわたり私のダイバー(塩漬け)生活を支えてくれたログメモリー。 下の(バックアップ用)ログメモリーか・・・
2015年1月7日
ペンギン会議に行ってきました6
ペンギン会議に行ってきました第6弾は、スピンオフ水族館話の2回目です。下関市HPによれば、下関は近代捕鯨発祥の地だそうです。大手水産会社も何社かこの地で創業しています。水産業で栄えた街なので、経済も発達し、様々な産業で栄えた街となっています。と、いうことで今回はクジラネタです。海響館では、世界最大の動物、シロナガスクジラの全身骨格標本を展示しています。世界にも数体しか無く、国内では唯一の展示とのことです。国立科学博物館上野本館には、実物大模型があります。ヒゲクジラの仲間の顎の・・・
2015年1月6日
身近な場所で見られる鳥(12)~渡ってくるくせに暴れん坊~
今年も寒い冬になりそうですね。でも、冬になれば鳥の撮影がしやすくなるので昨年から始めた「身近な場所で見られる鳥」シリーズを再開します。今回ご紹介するのは、シロハラです。シロハラはツグミのグループに属し、色はおなかの部分が白く見える以外は全体的に薄茶色で地味な印象です。枯れ葉の上に止まっていると見つけるのはなかなか難しいですシロハラは関東には冬鳥として渡ってきて、都内でも公園などで普通に見ることが出来ます。ただ、あまり広い空間に出てくることは少なく、林内などで餌を探していること・・・
2015年1月5日
ペンギン会議に行ってきました5
TCEブログを御覧の皆様あけましておめでとうございます今年もほぼ毎日更新できるように頑張れるといいなあ~と思うところですが、早速今年一発目のブログにいきたいと思います。ペンギン会議に行ってきました第5弾は、スピンオフで水族館のお話です。下関は、言わずと知れたフグの街。地元ではフグのことを「福」にかけて、「ふく」と呼んでいます。海響館は、世界中のフグを展示しています。時間がなくて、サーっと見ただけだったので、写真がないのですが、これはどうしても気になったのでそのネタを。テレビな・・・
2014年12月26日
12月の増穂実習場(ヤマコウバシなど)
クリスマスの日、用事があって増穂実習場にちょっと出かけてきました。 せっかくなのでカンアオイを探してみようと思い、実習場周辺を歩いてみました。 櫛形山は少し雪化粧。 木々の葉も落ち、いつもとは違う景色です。 ハリエンジュの冬芽。 これはちょっとコワイ表情。 成虫越冬しているルリタテハを発見! ひなたぼっこしていました。 ヤマコウバシを発見! 葉は枯れても、春まで枝に残るおもしろい特徴があります。 ・・・
2014年12月25日
大きなおたま
寒い冬。この時期でも水の中では、じっと春を待つオタマジャクシ達がいます。 日本で冬を越すオタマは、外来種のウシガエルと在来のツチガエル類。 そして、冬を越すオタマ達はだいたい大きく成長します。 特に大きいのはウシガエル。全長15センチ越えることも。 在来のツチガエル類も7センチを越えてきます(写真はサドガエル) ではこの黒いオタマ。 6センチを越えてきました。 何ガエルでしょう? 正解はモリアオガエル(撮影は8・・・