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  • 2012年11月21日

    鶴見川源流での植生回復実習2012(その1)

    例年と同じように今年も鶴見川源流ネットワークの皆さんの指導の下、鶴見川源流部での 植生回復作業を行いました。昨年の作業では、作業区域の除草を行い、近くに自生している エノキの実生を植えました。 その様子はこちらです http://blogs.yahoo.co.jp/tceblogs/62324481.html 今年も同じ場所で作業を行いました。まずは繁茂した下草除去から始めるのですが、誤って エノキを抜かないようにエノキの周りを丁寧に除草します。 す・・・

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  • 2012年11月19日

    アギトアリ

    屋久島での実習中にアリの調査をしていた学生達が本州ではお目にかかれない珍品を 採集してきました。大きさは1cmちょっとといったところです どうですか?ものすごい顔をしているでしょう?これでもアリなんです。アギトアリと 言います。愛用の「昆虫の図鑑 採集と標本の作り方(南方新社)」によれば、名前の アギトとは「あご」の意味だそうです。 と、いうことは「仮面ライダーアギト」は・・・「仮面ライダーあご」? ・・・し、失礼しました 話を元に戻して、アギト・・・

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  • 2012年11月16日

    ツワブキが咲きました

    秋も深まってくると日が落ちるのも早く、だんだん寂しさが増してきます。花壇の花も 彩りが気になる頃ですが、学校ではツワブキが元気に花をつけています 半日陰に植えられ、水もお天気任せという条件にも負けず、明るい黄色の花を咲かせて くれました。おかげでツワブキの周りだけ少し明るく感じるくらいです ツワブキは日陰でも育つ頑健な性質がセールスポイントですが、常緑の葉がとても美しく、 秋には大きな花もつけてくれます。あまり日が当たらない庭に何を植えるか迷ったら、・・・

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  • 2012年11月15日

    屋久島実習便り2012(4)~増えすぎたヤクシカその2

    屋久島でシカが増えすぎたことで、生態系に与える様々な影響が指摘されています。 今回は西部林道を例にシカのインパクトについて少し紹介しましょう。 まずはディアライン。文字通り「シカの線」です。これはシカが林道沿いの斜面に 生えている植物を食い尽くしてしまうためにできるラインのことです。ちょうど背が 届く高さまでは植物がなく、まるで刈り払い機で草刈りをしたのかと思うほど明確な 境界線が出来ます この斜面では、ヤクシカが嫌いなコシダ以外はすべて食い尽くしにあって・・・

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  • 2012年11月13日

    屋久島実習便り2012(3)~増えすぎたヤクシカその1

    屋久島には野生のニホンジカが多数生息していて、一般的にはヤクシカと呼ばれています。 ヤクシカは、観光客はもちろん、実習に来た当校の学生にとってもテンションの上がる 生き物と言っても過言ではないでしょう そんな人気者のヤクシカですが、島内では至る所で見かけることが出来、はじめは騒いでいた 学生も、いつの間にかあまり関心を示さなくなるほど生息数は多いようです。 屋久島環境文化研修センターで働いている卒業生の"ぐっさん"によれば、屋久島のシカの 個体群密度は約3・・・

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  • 2012年11月8日

    オナガバチの長~~い産卵管!

    10月下旬の都内の公園で、オナガバチのメスを発見しました。写真の通り、ものすごく 長い尻尾(正確には産卵管です)をしています。 長い産卵管は樹木の中にいる昆虫の幼虫に産卵するために発達したものですが、かなり 柔らかそうですし、一体どうやって樹木に突き刺すのか不思議でした そんなことを考えながら木の反対側に回ってみると、たくさんのオナガバチが群がって いました。産卵中の個体がいたので良く見ると、なるほど、腹部を鞘のように利用して いるように見えます。たし・・・

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  • 2012年11月7日

    チョウの重要な吸蜜源になっている外来植物

    屋久島では道路沿い、林道など至る所でシロノセンダングサが繁茂していました。環境省のデータベースによれば、このシロノセンダングサはコセンダングサの変種のひとつで、江戸時代頃に日本に侵入したとされている外来種です(侵入経路などは不明)。また、日本生態学会によって日本の侵略的外来種ワースト100にも指定されるようで、爆発的に増えている現状を考えれば、日本の在来植生・生態系への影響はかなり大きいと思われますそんな嫌われ者のシロノセンダングサですが、昆虫にとっては貴重な餌資源となってい・・・

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  • 2012年11月5日

    屋久島実習便り2012(2)~黒味岳登山その2

    前回は黒味岳登山の様子を紹介しましたので、今回はその続編として 植物(樹木)の高さと性質の変化について紹介したいと思います まずは平地から見た屋久島の森です。大きく育った照葉樹や植林された 針葉樹が鬱そうとしています。もちろん標高が1000mほどもある黒味岳の 登山口付近でも上を見上げれば樹冠に覆われています ところが標高1600mほどに位置する高層湿原の小花之江河までくると 周りのスギなどの樹高がぐっと低くなります。 そして山頂付近・・・

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  • 2012年11月1日

    屋久島実習便り2012(1)~黒味岳登山その1

    2年生にとって最後の長期実習となる屋久島での実習が10月に行われました。紹介が少し 遅くなりましたが、黒味岳の登山の模様をお伝えします 黒味岳は標高が1831mもある屋久島有数の高峰です。黒味登山の目的は照葉樹林帯が広がる 平地から、標高が上がるにつれて植生が変化する様を学生に感じ取ってもらうこと・・・ ですが、登山前に大はしゃぎする学生の様子を見ると、教員達の意図を汲み取ってくれて いるかは微妙・・・です 低地の照葉樹林もいつのまにかスギ・・・

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  • 2012年10月30日

    ユリなのにホトトギス

    みなさんはホトトギスと聞けば、鳥をイメージしますか?それとも植物ですか? 当ブログがスタートしてからずっと動物ネタなので、今回は植物のホトトギスを 紹介します。 ホトトギス類はユリ科に属する多年草で、ずいぶんと変わった形の花を咲かせます。 花の時期は夏から秋です。多数の改良品種が園芸店で売られているので花の色も バリエーション豊かで、花壇が少し寂しくなる時期に最適の植物だと思います。 ところでホトトギスの名前の由来をご存じでしょうか?図鑑などによる・・・

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