屋久島には野生のニホンジカが多数生息していて、一般的にはヤクシカと呼ばれています。
ヤクシカは、観光客はもちろん、実習に来た当校の学生にとってもテンションの上がる
生き物と言っても過言ではないでしょう
そんな人気者のヤクシカですが、島内では至る所で見かけることが出来、はじめは騒いでいた
学生も、いつの間にかあまり関心を示さなくなるほど生息数は多いようです。
屋久島環境文化研修センターで働いている卒業生の”ぐっさん”によれば、屋久島のシカの
個体群密度は約30頭/km2ほどだそうですが、世界自然遺産の西部林道内では90個体/km2にも
なっているそうです。ぐっさんに説明してもらいながらシカの体型に注目してみました
まずは実習地がある一湊のヤクシカです。オスもメスも丸々として毛並みも良さそうです
こちらは西部林道で見かけたオスジカ。別々の個体ですが、ずいぶんと痩せているように見えます。
あと、シカだけでなく下草の状態も比べてみて下さい。かなり植物の量が違いませんか?
植生への影響については、また次回のブログで紹介します (吉)