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  • 2014年7月23日

    吸盤?分子間力?!

    下の写真の中にある動物がいます。さて何でしょう?正解はニホンヤモリ。この写真は学校の近所で撮影したもの。都市部でもみられる爬虫類ですが、地味な色かつ夜行性のため、いても見過ごされがちです。さて、このヤモリ。ガラス窓や天井に逆さまに張り付いて動くことができます。その仕組みとして、足の指にある無数の毛(電子顕微鏡で見えるレベル)と接地面との"分子間力"により吸着できるといわれています。カエルのような吸盤ではなく、分子間力?!それを示すひとつの例として、分子間力がはたらきにくい物質・・・

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  • 2014年7月22日

    ハスの葉にエイリアン?

    みなさん、これは一体何だと思いますか?場所は都内の公園の人工池で、6月下旬に撮影しました。教員(吉)にとっては「なんじゃ、こりゃぁ」でしたが、(小)先生からは「そんな別に大したことじゃないでしょ?」的な反応が返ってきましたさて、どんな生き物に、どんなことが起これば(誰の仕業?)、こんな状況になるのでしょうか?気になる人は、(小)先生まで聞きに行こう!    (吉)

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  • 2014年7月17日

    黄色いお鼻のクマバチさん

    春から初夏にかけて頭の上をぶんぶん飛び回るクマバチたち。そんな彼らの 顔を注意して見たことがある人はいるでしょうか? クマバチは雄と雌で顔が違い、オスは大きな複眼と黄色いお鼻がとても可愛い のに対し、メスは黒一色の顔面に小さな複眼がついていてハチらしい顔です。 個人的には、愛嬌のオス、精悍なメスという印象です 授業でも紹介したので繰り返しになりますが、雌雄の写真をアップしておくので 気になる学生は是非確認して下さい   (吉)

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  • 2014年7月11日

    身近な場所で見られる鳥(11)~どこにでもいるのに・・・ハシブトガラス~

    本当にどこにでもいるハシブトガラス。公園でも、団地でも、街中でも、里山でも、 好きな時に好きな場所を、我が物顔で好きなように利用していると言っても過言では ないでしょう ところが、そんなハシブトガラスの写真を撮るのは意外と難しいのです。わざわざ 狙ってまで写真に撮りたいとは思わない被写体ということもあるでしょうが、全身が 黒い上に、なかなかじっとしてくれません。 ハシブトガラスの特徴は、太い嘴と大きな頭ですが、そういう写真が撮れたときは 顔の表情がイマイ・・・

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  • 2014年7月7日

    7月の増穂実習場(ネキトンボ、ヤマホタルブクロ、ヤマオダマキ、ニホンリス)

    雨上がりの早朝、実習場近くの池でネキトンボが多数羽化していました。 羽化したばかりで、まだ白っぽい色をしています。 ヤマホタルブクロは、この周辺では今が花の盛期でしょうか。 ヤマオダマキ(キバナノヤマオダマキ)が、やさしい色で咲いています。 実習場近くの林では、ニホンリスの姿も見ることができました。 実習中の学生たちは連日、様々な生物を観察しています。   (石)

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  • 2014年7月3日

    外来種対決~セイタカアワダチソウとコヒルガオ~

    街中の植え込みで何気なく目にとまった光景です。植え込みからすらっと伸びた セイタカアワダチソウ。それに絡みついいているのは、教員(吉)の永遠のライ バル(?)のコヒルガオ(詳しくは過去のブログをご覧下さい)。 どちらも日本で増えまくっている強烈な外来種です。この戦いでどちらかが敗れて くれれば良いのですが、きっとどちらも勢力を拡大していくのでしょうね なんでもない光景ですが、妙に気になったのでブログにしました   (吉)

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  • 2014年7月1日

    続 梅雨の晴れ間に

    里山散策で観察できた生きものをもう少し紹介。 まずは、全身が鮮やかに黄色のイトトンボ。 その名も「キイトトンボ」です。 左の写真がオス、右の写真がメスです。オスは腹部先端の背面が黒くなります。 連結している個体もいました。 オスは直立し、少しでも高い位置から周囲を警戒しようとします。 ハグロトンボもいました。金属光沢のある大型のトンボです。 休耕田の水溜りにせり出した木には、まだモリアオガエルの卵塊がありました。 モリアオガエル・・・

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  • 2014年6月30日

    梅雨の晴れ間に

    梅雨の晴れ間に、里山のトンボたちを観察してきました。 休耕田の周りに、モートンイトトンボが多数飛んでいました。   オスは腹部先端のオレンジ色が目立ちます。 眼後紋(眼の後ろの模様)がハート型なのも特徴。   モートンイトトンボのメスも沢山飛んでいました。 未成熟なときは、左の写真のように体色がオレンジ色をしています。 成熟すると右の写真のような黄緑色に変化します。 イトトンボの仲間は、成熟すると体色が変化する種も多いです。 細い水路で、ふわふわ~・・・

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  • 2014年6月24日

    なかなか用心深いアカシジミ

    シジミチョウ好きの人なら誰も知っている「ゼフィルス」。その美しさと年に1回しか 現れないことで有名なミドリシジミ系は、都心で撮影するチャンスはありません。 ただ、アカシジミやミズイロオナガシジミなどはやや派手さに欠けるものの、少し大きな 雑木林が残っていれば姿を見る可能性があります このアカシジミは梅雨の晴れ間の午前中に撮影したもので、地面で吸水していました。 低い位置ですし、写真に撮りやすいかなと思ったのですが、こちらを警戒してなかなか 落ち着いて止まっ・・・

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  • 2014年6月19日

    頭に箒をつけた怪しいヤツ~ヒメクロイラガ~

    「な、なんだ、これは?」と思わず目を疑った教員(吉)です。調べてみるとこいつの正体はヒメクロイラガというそうですなんと言っても特徴的なのが、頭部にくっついている箒のような出っ張りです。はじめは触角かと思いきや、横から写真を撮るとちゃんと触角は別にあるではあ~りませんか!何ともまぁ、足も太くて毛むくじゃらで、がっしりしていること!上から見ても、横から見ても実にユーモラスですでも、こいつの正体はイラガなので注意が必要です。幼虫は案の定、触るとかなり激しい痛みに襲われるようですが、・・・

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