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  • 2014年8月29日

    西からきたガマ

    雨が降ったので、学校の近所の公園へ行ってみました。   いました。のしのし歩く大きなカエル。ガマガエルとも呼ばれるニホンヒキガエルです。東日本産のものは、形態や遺伝学的な面から亜種アズマヒキガエルに分けられます。   ところが、最近、西日本の基亜種ニホンヒキガエルが、東京など東日本に持ち込まれていることがわかってきました。   見分けるポイントのひとつは、「目から鼓膜までの"距離"」と「鼓膜の"直径"」の関係。アズマヒキガエルの場合、鼓膜の"直径"は、"距離"・・・

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  • 2014年8月27日

    夏の夜を騒がす侵入者

    夏の暑さは峠を越えたようですが、学校の近所の池ではまだまだ騒がしさがつづいています。その主は北米からやってきたウシガエル。もともと食用・農家の副業目的で大正時代に入れられましたが、生態系への影響や大きな鳴き声から今ではすっかり厄介もの。法律で移動や飼育が禁止されています。     特大サイズのこのカエル。親になると他のカエルと見分けるのは容易ですが、変態したばかりは地味な色で特徴がない印象。あっという間に大きくなるので見かけることは少ないかもしれません。   ・・・

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  • 2014年8月25日

    夏の代表選手!ノコギリクワガタ

    これまで当ブログではコクワガタやヒラタクワガタを紹介してきましたので、今回は ノコギリクワガタをアップします。この夏は大型から小型まで大小様々なオスを見かけ ました。 このオスはあまり大きくなく、大あごの形は比較的まっすぐな原歯型の個体でした。 アキニレの木の枝を活発に動き回っていました また次の日には飛翔していたメスが着地したところを撮影しました。カナブンやコフキ コガネ、アオドウガネに比べると飛び方は弱々しく、なんとも頼りない印象でした ・・・

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  • 2014年8月22日

    公園の謎の実

    公園で不思議な実を拾ったので正体が知りたい! ととある人物に小さな果実のような物を託されてしまった。 受け取る前に聞いたところ、それは5mmほどで中が空であるという。 なるほど。中が空とは不思議である。実であれば種が有っても良いのだが。 4玉あるが、1つは他と違うようである。 その他と違う1つを観察していると割れてしまった。 下は割れてしまった玉の写真である。 中は以下の写真のとおり。空ではない。 別の3玉は下の・・・

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  • 2014年8月22日

    アオクチブトカメムシと思ったら・・・忍び寄るプレデター!

    *2年生のSさんが種同定の間違いを指摘してくれましたので、訂正します(H26.9.24)。 Sさん、ありがとう! サクラの樹皮で羽化直後のアオクチブトセアカツノカメムシを発見しました。なかなか格好良い カメムシなので、夕暮れ時の暗い林内でしたがISO感度を上げてなんとか撮影しました。 まだ色味は薄いですが、スタイルも良く、やっぱり格好いいですね。パソコンに取り 込んで拡大して、複眼にピントが合っているかを確認したら・・・あら?なんか他の カメムシも写っ・・・

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  • 2014年8月18日

    ミシマバイカモの花

    数年前に静岡県は三島を訪れた際にその存在を知ったミシマバイカモ。今年も三島に 寄ったので写真を撮ってきました ミシマバイカモはキンポウゲ科ですが、花がウメに似ていることから梅花藻といいます。 その名の通り三島の固有種で、天然記念物なのですが、小川にたくさん生えているので、 知らなければ、そんなに貴重な植物とは思えないかもしれません 実際には絶滅が危惧されていて、外来水生植物の駆除を含めた熱心な保全活動のおかげで なんとか回復しつつあるそうです 水・・・

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  • 2014年8月12日

    来年はどうなる?不思議なアジサイ

    梅雨時にブログで紹介した学校のアジサイですが、そのうちの1株に謎の変化が 現れてきました。 もともとの株の写真はこちらです。かなり変わった品種でした この花が終わった後、枯れた部分を切って維持していたのですが、7月中旬頃から 新しいシュートが出てきて、つぼみがつくようになりました。事務局のYさんと、 「もう一回咲いてくれるかな?でも、これからは暑くなるからきれいには咲かない かも」と成長を見守っていました 8月に入って花が咲き、喜んだのもつかの間・・・

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  • 2014年8月8日

    真夏の夜の奇跡~頑張れ、ミンミンゼミのジョー!

    前回に引き続き、セミの羽化ネタです。今回の主役は、観察会に参加した1年生と、 ミンミンゼミの「ジョー」です。 まずは観察会の様子から。夕方の日暮れ前に地面を見て歩き、これから地上に出て くるセミの幼虫を探します。初めての学生には、まず、穴の中の幼虫を探すことが 一苦労です。みんな一生懸命に穴をチェックして回ります 日が落ちて、辺りが暗くなるとあちらこちらでセミの幼虫が姿を現しはじめます いくつか目星をつけていた幼虫のうち、一番はじめに羽化し始め・・・

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  • 2014年8月4日

    真夏の夜のイナバウアー

    銀盤で観客を魅了するイナバウアーの名手と言えば、もちろん荒川静香さん。 では、夏の夜にイナバウアーするのは誰でしょう? 答えは「セミ」です。真夏の夜、辺りが暗くなると地面からごそごそと幼虫が 這い出て来て、木の枝などにつかまって成虫になります。 外の様子を伺う幼虫。穴の中に顔が見えます 今、まさに出てくるところ 背中が割れて、成虫が出てきます イナバウアー 翅(はね)を伸ばして、固まるのを待ちます 豊かな雑木林・・・

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  • 2014年7月31日

    黒耳ガメ

    市民参加型のある調査によると、日本の野外でもっとも多く見られたカメはアカミミガメでした。北米からやってきた外来種。小さいうちはペットショップなどで"ミドリガメ"の名前で売られ、放されたものが野生化しています。学校の近所の池でも、クサガメと一緒にたくさん泳いでいました。上がメス。下がオス。オスは前足の爪が長くなります。よくみていると、なかには変わった色のやつが。これはアカミミガメの黒化個体。大きなオスに見られる色の変化で、トレードマークのアカミミ(赤耳)はすっかり黒耳、甲羅の色・・・

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