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  • 2013年7月17日

    街中で見かけるへんな虫~ハゴロモの幼虫~

    昆虫は幼虫と成虫で姿形が全く違うことが多く(例えば、アオムシとモンシロチョウ、 カブトムシの幼虫と成虫などなど)、そのほとんどは幼虫の方が気持ち悪いと思います しかし、今日ご紹介するハゴロモの仲間はずいぶんとラブリーな幼虫であります。 ハゴロモ自体はどこにでもいる昆虫なのですが、幼虫はその気になって探さなければ、 綿くずなんかと勘違いしてスルーしがちです でも、こんなカワイイ顔を見せてしまったら、次からは注目してもらえるのでは ないでしょうか?ところで・・・

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  • 2013年7月16日

    猿江公園のクマゼミ

    7月上旬の夕方に、学校近くの猿江公園を歩いているとセミの幼虫が期を登って いるのを発見しました。 最初は「どうせアブラゼミか、ミンミンだろう」と思ってみたのですが、かなり 大きい。しかも、教員(吉)のふるさとの大阪でよく見た覚えがある・・・ 正体はクマゼミでした! クマゼミは体が大きい他に、幼虫のお腹に「でべそ」があることで、簡単にアブラや ミンミンと区別できます。中脚と後脚の間に大きなデベソがあるでしょう? この幼虫を持ち帰った学生がカーテ・・・

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  • 2013年7月9日

    コマルハナバチには困る! オオバギボウシの嘆き

    昆虫にとって植物は花蜜を与えてくれる大切な餌資源です。植物にとっても 昆虫が花粉を運んでくれるので種子を作るためには欠かせないパートナーと いえます。 ところが、昆虫の中には花粉は運ばないけども蜜だけはちゃっかりと奪って いく不届き物がいます。 都会でも見かけるコマルハナバチは、さまざまな植物の花粉や蜜を利用して、 幼虫を育てコロニーを大きくします。花蜜を利用する代わりに花粉の媒介も しているのかと思いきや、とんでもない光景を見かけてしまいました ・・・

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  • 2013年7月2日

    意外と人間っぽい?巣穴を掘るサトジガバチ

    GW中に散歩をしていた時に、グラウンドの片隅で赤と黒の潜望鏡のような物を 見つけました。良く見るとその正体はサトジガバチの腹部で、どうやら卵を産む ための穴を掘っている真っ最中でした 小さなボディに似合わず、結構大きな羽音を立てながら一心不乱に穴を掘る姿に 惹かれたのでしばらく観察していると、穴から土を運び出す時は大あごと前脚を 器用に使って土の塊を運び出す姿を撮影できました 「意外と人間っぽいなぁ」と思いながら、さらに撮影していると、途中で体を ・・・

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  • 2013年6月26日

    黒姫実習地より

    報告が遅くなりましたが、今年も黒姫での実習が始まっております。 実習内容に関しては、過去のブログをご覧いただくとして、 いい写真が撮れましたのでそのご紹介です。 黒姫山中腹古池の湿原 白い花はミツガシワ。一大群生地です。 ニコル名誉校長の講義を行った、アファンセンター。 木造の綺麗な建物です。 林道での実習中にみられた、エリマキカナヘビ(笑) オオウバユリの枯れた果実の中に佇んでいたアマガエル オオウバユリの葉上で・・・

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  • 2013年6月20日

    都会の水辺に真っ赤なトンボ!

    今の時期、錦糸町校舎の近くの猿江公園や大横川親水公園に出かけると、真っ赤な トンボ(ショウジョウトンボ)が飛んでいるのを見ることができます。 この時期に都会で見かけるトンボと言えば、シオカラトンボやコシアキトンボなど 比較的地味な色のトンボが多いなか、真っ赤なの本種はひときわ目を引く存在です このショウジョウトンボは、全身赤色にもかかわらず、分類学的にはナツアカネや アキアカネなど、いわゆる「赤トンボ(アカネ属)」の仲間でありません。昆虫は パッと見だ・・・

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  • 2013年6月17日

    20期生 国立科学博物館見学(第一回)

    毎年恒例の国立科学博物館見学を今年も行いました。対象は1年生です。今回は1回目の 見学ということで、難しい話は抜きにして自由に展示を見て回り、興味を持った展示物に ついての感想を書いてもらいました 引率の教員(吉)にとってはお馴染みの科博ですが、毎年毎年、学生の反応が違うので、 それはそれで結構な楽しみでもあります。興味を持つ展示も、その理由も人それぞれですし 感想文を読んでこちらが唸らせられることもしばしばです 今年の学生のなかには「・・・

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  • 2013年6月14日

    アリグモのお食事

    5月から6月にかけて野外でアリグモを見かける機会が増えてきました。 意外とすばしっこいアリグモですが、さすがに獲物を捕らえた状態では 機敏に動くことは難しいようで、ちゃんとフレームに収まってくれました さて、アリグモには何種類かいるのですが、K先生に確認したところ、この 2匹は正真正銘のアリグモ(オスの亜成体)だそうです。また、アリグモが 「どんなものを食っているのかが分かるのでとっても良い情報」とほめて もらいました もっと小さな獲物を食べ・・・

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  • 2013年6月12日

    野生動物リハビリテーション公開講座を開催しました

    2013年6月8日に野生動物リハビリテーション公開講座が、錦糸町校舎にて開催されました。   当日は多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。野生動物が直面している問題に ついて考えるべく、皆さん講義を真剣に聞かれていました。   普段、私たちが口にするスナック菓子や、マーガリンなどには、植物性油脂として 「パーム油」が使われています。このパーム油の生産のために、オランウータンの 生息地が失われてしまっているこ・・・

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  • 2013年6月11日

    ゴールデンウィークなのに大忙し!クロオオアリ

    ゴールデンウィークの晴れた日に、クロオオアリの新女王を見つけました。 大きさは2.5cmほどもあるでしょうか。とにかく大きいです 結構な数の新女王を見かけるので辺りを注意していると、ちょうど巣から たくさんの羽アリ(新女王か雄です)が出ている場所を発見しました。 興味深いのは、巣穴の入り口で門番のように陣取っている大型の働きアリが いました。クロオオアリには、大型、中型、小型の働きアリがいて、体の 大きさによって仕事の分担内容が決まっているそうです。こ・・・

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