2014年1月21日
第3回 国立科学博物館見学(2)~ラクダに魅せられた教員2人(一人減った)~
科博で教員がトラップされたネタをもうひとつ。教員(よ)と(吉)は、砂漠に適応した動植物、人間の生活の展示で、入り口に陳列されていたラクダに圧倒されました。慎重が180cmクラスの人間と比較した写真を見てもらってわかるとおり、近くで見るとで本当にデカいんです!(こういうときに超広角レンズがあれば迫力ある写真が撮れるのになぁ~)で、注目した点は、ラクダの皮膚も地面に頻繁に接する箇所は、体毛が抜けて、皮膚が丈夫で固くなっていたこと。人間の肘や踵と同じです。言われてみれば簡単なことか・・・
2014年1月17日
第3回 国立科学博物館見学(1)~シマウマの展示に魅せられた教員3人~
本年度最後の国立科学博物館での見学を先週の金曜日に行いました。いつもは意地悪な教員(吉)から出された課題に悪戦苦闘する学生達の姿をお伝えしていますが、今回は引率に行った教員3人がハマッた展示を紹介しますそれは、今年の干支にちなんだウマの展示で、そのなかでもシマウマの剥製が秀逸でした。これに教員(吉)、教員(よ)、教員(s)がそろって反応!サバンナシマウマ、ヤマシマウマ、グレービシマウマの3種が展示されていて、説明パネルにはサバンはかつて絶滅したクアッガ(種小名がquagga)・・・
2014年1月14日
身近な場所で見られる鳥(2)~麗しい姿と騒々しい声のオナガ~
身近な昆虫を中心に紹介してきた当ブログですが、そろそろ新しいネタ(写真)を ゲットし続けるのが難しくなってきました。 そこで禁断の鳥シリーズを始めたいと思います。鳥はなかなか写真に撮れないので すぐ終わりそうですが、先日紹介したツグミに続いて、今回はオナガを紹介します すらりとしたボディに長い尾羽、飛んでいる姿などは、とても格好いいと思います。 東京では公園等でよく見かけるオナガですが、教員(吉)の出身の関西では、まず お目にかかることはありません。 東京で・・・
2014年1月8日
人懐っこくてかわいいツグミ
新年早々、すっかり寒くなってしまいました。この時期は写真を撮ろうと思っても 昆虫も少なくなりますし、被写体として魅力的なのが鳥になるのですが・・・ 鳥はなかなか写真に撮れません。 なぜかって?小さいうえに、人の気配に敏感で近づけないからです! そんななか、人の生活圏の中でもっともよく見かけて、あまり人を怖がらないのが ツグミです。近づいても、カメラを向けてもほとんど意に介しません。それどころか こちらに近づいてくることもしばしばです 写真の個・・・
2013年12月16日
見慣れないと思ったら、こいつも外来種2!~マツヘリカメムシ~
秋の公園で何気なく見たアブラゼミの抜け殻。ん~、でもよく見ると何かがついてる・・・見かけないカメムシだけど一体何だろう?と思って写真を撮りました普段使っている昆虫図鑑には載っていません。日本原色カメムシ図鑑Ⅲにようやく情報がありました。このカメムシはマツヘリカメムシという北米産の種でした。図鑑の説明によると、近年になって日本に侵入し、原産地や欧州ではマツに被害がでているとのこと。日本での初見地は東京で、現在、関東地方で分布を拡大中だそうです見かけないカメムシだと思って喜んだら・・・
2013年12月9日
屋久島実習2013(1)~小さいのにあんまり可愛くないヤクシカ~
今年も10月上旬~中旬に2年生の実習で屋久島を訪れました。実習の内容は去年のブログで 紹介していますので、去年に引き続き屋久島の生物を紹介したいと思います トップバッターは、ヤクシカです。黒味岳の登山中に藪の中で見つけた個体ですが、本当に 小さかったです。背中に鹿の子模様はないのですが、第一印象はバンビ!そのものでした。 本当に小さい! あいにくの悪天候で藪の中、しかもカメラはコンパクトデジカメと最悪の撮影条件でしたが、 下手な鉄砲、数打ちゃ当たるとば・・・
2013年11月27日
みずたまそう
11月上旬に目黒の自然教育園で植物観察会を行っていたところ、植物の丸い果実に 興味を持った学生がいました。熱心に撮影している学生の目線の先にあったものは ミズタマソウの果実でした ミズタマソウという和名の由来は、白い毛が生える丸い果実を水玉に見立てたのだ そうです。本当は緑色の状態で、水滴でもついていれば完璧だったのですが、時期が 時期だけに褐色の水玉しかありませんでした それでも、なんとか水玉のイメージを出せたらと思い、被写界深度を浅くして写真を ・・・
2013年11月25日
おまえは誰だ?~アゲハ3兄弟
ずいぶんとブログの更新をサボっていました。また、ぼちぼちと再開しますので よろしくお願いします 今日ご紹介するのは、都内の公園にある1本のユズで見つけたアゲハ類の幼虫です。 たまたまですが、すべて4齢幼虫です。ノーヒントでの出題です 答えがわかった人は教員(吉)までどうぞ!
2013年10月2日
意外と筋肉質?なウラギンシジミ
10月に入って、2年生が屋久島のでの実習、1年生は選択の野外実習で 学外に出ているので、数日前までの喧噪とは打って変わって学校内は ひっそりと静まりかえっています こういう時期は学内の雑用を片付ける絶好のチャンスなのですが、台風の 影響で外は雨続き・・・ヤブランの移植はもう少し先になりそうです さて、今回のブログでご紹介するのは、ウラギンシジミの「脚」です。 実は、ウラギンシジミの脚って結構がっちりしていて、たくましい印象を受けます。 (昆虫の体は外骨格・・・
2013年9月30日
夏の終わり・・・
イチモンジセセリが目につき始めると夏の終わりを感じて寂しいと、過去の ブログで書いた教員(吉)です。実は、その他にも、夏の終わりを寂しく 感じるものがあります この写真を見てください。ヒガンバナにボロボロのクロアゲハのメスが訪花 しています。まだチョウがフレッシュな個体であればそれほどもありませんが、 ボロボロの場合には、本当に夏の終わりを感じてしまいます とくにこのメスは、片方の触角も途中で切れていますし、腹部もぺったんこな だけでなく(きっとかな・・・