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  • 2014年8月8日

    真夏の夜の奇跡~頑張れ、ミンミンゼミのジョー!

    前回に引き続き、セミの羽化ネタです。今回の主役は、観察会に参加した1年生と、 ミンミンゼミの「ジョー」です。 まずは観察会の様子から。夕方の日暮れ前に地面を見て歩き、これから地上に出て くるセミの幼虫を探します。初めての学生には、まず、穴の中の幼虫を探すことが 一苦労です。みんな一生懸命に穴をチェックして回ります 日が落ちて、辺りが暗くなるとあちらこちらでセミの幼虫が姿を現しはじめます いくつか目星をつけていた幼虫のうち、一番はじめに羽化し始め・・・

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  • 2014年8月4日

    真夏の夜のイナバウアー

    銀盤で観客を魅了するイナバウアーの名手と言えば、もちろん荒川静香さん。 では、夏の夜にイナバウアーするのは誰でしょう? 答えは「セミ」です。真夏の夜、辺りが暗くなると地面からごそごそと幼虫が 這い出て来て、木の枝などにつかまって成虫になります。 外の様子を伺う幼虫。穴の中に顔が見えます 今、まさに出てくるところ 背中が割れて、成虫が出てきます イナバウアー 翅(はね)を伸ばして、固まるのを待ちます 豊かな雑木林・・・

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  • 2014年7月31日

    黒耳ガメ

    市民参加型のある調査によると、日本の野外でもっとも多く見られたカメはアカミミガメでした。北米からやってきた外来種。小さいうちはペットショップなどで"ミドリガメ"の名前で売られ、放されたものが野生化しています。学校の近所の池でも、クサガメと一緒にたくさん泳いでいました。上がメス。下がオス。オスは前足の爪が長くなります。よくみていると、なかには変わった色のやつが。これはアカミミガメの黒化個体。大きなオスに見られる色の変化で、トレードマークのアカミミ(赤耳)はすっかり黒耳、甲羅の色・・・

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  • 2014年7月23日

    吸盤?分子間力?!

    下の写真の中にある動物がいます。さて何でしょう?正解はニホンヤモリ。この写真は学校の近所で撮影したもの。都市部でもみられる爬虫類ですが、地味な色かつ夜行性のため、いても見過ごされがちです。さて、このヤモリ。ガラス窓や天井に逆さまに張り付いて動くことができます。その仕組みとして、足の指にある無数の毛(電子顕微鏡で見えるレベル)と接地面との"分子間力"により吸着できるといわれています。カエルのような吸盤ではなく、分子間力?!それを示すひとつの例として、分子間力がはたらきにくい物質・・・

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  • 2014年7月22日

    ハスの葉にエイリアン?

    みなさん、これは一体何だと思いますか?場所は都内の公園の人工池で、6月下旬に撮影しました。教員(吉)にとっては「なんじゃ、こりゃぁ」でしたが、(小)先生からは「そんな別に大したことじゃないでしょ?」的な反応が返ってきましたさて、どんな生き物に、どんなことが起これば(誰の仕業?)、こんな状況になるのでしょうか?気になる人は、(小)先生まで聞きに行こう!    (吉)

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  • 2014年7月17日

    黄色いお鼻のクマバチさん

    春から初夏にかけて頭の上をぶんぶん飛び回るクマバチたち。そんな彼らの 顔を注意して見たことがある人はいるでしょうか? クマバチは雄と雌で顔が違い、オスは大きな複眼と黄色いお鼻がとても可愛い のに対し、メスは黒一色の顔面に小さな複眼がついていてハチらしい顔です。 個人的には、愛嬌のオス、精悍なメスという印象です 授業でも紹介したので繰り返しになりますが、雌雄の写真をアップしておくので 気になる学生は是非確認して下さい   (吉)

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  • 2014年7月11日

    身近な場所で見られる鳥(11)~どこにでもいるのに・・・ハシブトガラス~

    本当にどこにでもいるハシブトガラス。公園でも、団地でも、街中でも、里山でも、 好きな時に好きな場所を、我が物顔で好きなように利用していると言っても過言では ないでしょう ところが、そんなハシブトガラスの写真を撮るのは意外と難しいのです。わざわざ 狙ってまで写真に撮りたいとは思わない被写体ということもあるでしょうが、全身が 黒い上に、なかなかじっとしてくれません。 ハシブトガラスの特徴は、太い嘴と大きな頭ですが、そういう写真が撮れたときは 顔の表情がイマイ・・・

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  • 2014年7月7日

    7月の増穂実習場(ネキトンボ、ヤマホタルブクロ、ヤマオダマキ、ニホンリス)

    雨上がりの早朝、実習場近くの池でネキトンボが多数羽化していました。 羽化したばかりで、まだ白っぽい色をしています。 ヤマホタルブクロは、この周辺では今が花の盛期でしょうか。 ヤマオダマキ(キバナノヤマオダマキ)が、やさしい色で咲いています。 実習場近くの林では、ニホンリスの姿も見ることができました。 実習中の学生たちは連日、様々な生物を観察しています。   (石)

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  • 2014年7月3日

    外来種対決~セイタカアワダチソウとコヒルガオ~

    街中の植え込みで何気なく目にとまった光景です。植え込みからすらっと伸びた セイタカアワダチソウ。それに絡みついいているのは、教員(吉)の永遠のライ バル(?)のコヒルガオ(詳しくは過去のブログをご覧下さい)。 どちらも日本で増えまくっている強烈な外来種です。この戦いでどちらかが敗れて くれれば良いのですが、きっとどちらも勢力を拡大していくのでしょうね なんでもない光景ですが、妙に気になったのでブログにしました   (吉)

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  • 2014年7月1日

    続 梅雨の晴れ間に

    里山散策で観察できた生きものをもう少し紹介。 まずは、全身が鮮やかに黄色のイトトンボ。 その名も「キイトトンボ」です。 左の写真がオス、右の写真がメスです。オスは腹部先端の背面が黒くなります。 連結している個体もいました。 オスは直立し、少しでも高い位置から周囲を警戒しようとします。 ハグロトンボもいました。金属光沢のある大型のトンボです。 休耕田の水溜りにせり出した木には、まだモリアオガエルの卵塊がありました。 モリアオガエル・・・

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