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  • 2017年5月24日

    高嶺の桜と山の紫陽花

    増穂実習場の裏手にある標高2,052 mの櫛形山は、まだ早春の様相。木の葉も展開していない。 平地の桜はもうとっくに散ってしまっているけれど、そんな高嶺に咲く桜、タカネザクラは今が満開。 紅の縁取りがある小さな花が下を向いて控え目に咲いていて、とても可愛らしい。 そんな高嶺から学校に降りてくると、玄関先のヤマアジサイが綺麗に咲いていた。 また今週も学生たちと、山に行く。 (沖)

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  • 2017年5月17日

    5月の増穂実習場(チゴユリなど)

    2年生の野外実習、増穂実習が今年も始まった。 増穂実習場ではキリの花がどんどん咲いてきている。 ウスギヨウラクを見つけた。 葉の形と花がとてもかわいい。 キランソウ。 別名ジゴクノカマノフタ。 じっくりと花を観察してみた。 こんな感じで花粉がついているのか・・。 初めて知った。 ニリンソウがとてもきれいに咲いている。 ワチガイソウを見つけた。 こちらはヒゲネワチガイソウ。・・・

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  • 2017年4月14日

    TCEで最初の実習を実施しました

    入学式の翌週はガイダンス週として、カリキュラムなどを確認する授業や、フィールドワークの基礎中の基礎を学ぶ授業・実習を行います。 その中にはTCE東京環境工科専門学校に入学して最初の実習となる、『上級救命講習』と『植物観察実習』があります。 東京消防庁本所消防署にて実施した上級救命講習では、心肺蘇生やAEDの使用方法、応急手当、搬送法などについて演習を交えて学びました。 この上級救命講習を通して救命に必要な知識と技術を身につけ、いざという時には「大丈夫です・・・

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  • 2016年12月16日

    “皮から革”工場

    野生動物管理コースの3年生と、なめし工場にいってきました。 “なめす”とは、体表面組織の“皮”から、素材としての“革”へ加工する工程。 おじゃましたのは学校と同じ墨田区にある山口産業さん。 こちらを訪れた目的は2013年から始まったMATAGIプロジェクト。 シカやイノシシなど、捨てられがちな獣皮の活用をサポートする取り組みです。 工場でなめす素材のメインはブタやウシ。 獣皮はメインの余力のなかで対応します。 加工を待つ塩漬けの毛皮。・・・

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  • 2016年11月17日

    菊を乗せた鳥の王様

    はじめまして、2年の仲田です。今回は増穂実習で観察することができたキクイタダキについて紹介します。 キクイタダキは、漢字で「菊戴」と書きます。頭の黄色い羽を菊の花びらに見立て「菊を戴く」としたのが名前の由来です。ちなみに、ヨーロッパでは黄色い冠を被っているように見えるため、「鳥の王様」ともいわれているそうです。かっこいいですよね! 普段は、留鳥・漂鳥として北海道や本州の亜高山帯~高山帯の針葉樹に生息し、果実や虫などを食べて生活しています。日本最小の鳥でとても小さく・・・

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  • 2016年11月15日

    屋久島の色撮り!

    2年の岡田です。今回は先月の屋久島実習で見られた鳥について紹介します。屋久島実習では、学生が調査計画を立てて自由に島内を巡る自主調査があり、僕は鳥類相調査をおこないました。今回の屋久島実習では、幸運なことに(?)台風18号が接近していたため、台風で流されてきた鳥など、珍鳥を見ることができました。 まずは、調査初日に永田で見られたクロハラアジサシの幼鳥です(冒頭写真)。風に流されないように前傾姿勢で目を細め、必死に堪えている姿勢が健気で可愛かったです。観察していると、狩り・・・

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  • 2016年11月4日

    アルゼンチン実習行ってきました

    アルゼンチンの北部に位置するミシオネス州とフォルモサ州で、約3週間の実習を行ってきました。 前半のミシオネス州では、イグアス周辺に広がるパラナ密林の保全がテーマです。 日本とは異なる保護区とそこで働くレンジャーと一緒に活動することで、アルゼンチンのレンジャーの仕事を学びました。 後半のフォルモサ州では、自然研が行っている、自然資源を活用した地域住民の生活向上プロジェクトに参加しました。 この国際協力プロジェクトには、現地で卒業生が活躍しており、学生にと・・・

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  • 2016年10月31日

    チビサナエ

    屋久島の小さな沢で見つけたトンボ 九州南部から奄美群島に分布する、サナエトンボ科の最小種「チビサナエ」 全長4cm前後で、マッチ棒より小さいくらい ↓以前見つけた幼虫も終齢ではなかったが、とても小さかったのを思い出した (4月撮影) 通常、成虫の出現時期は5~8月くらい 嬉しい出会いだった (石)

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  • 2016年10月30日

    水の島

    屋久島の年間降水量は平野部で約4,000mm、山頂部では10,000mm を超えるといわれる (東京は約1,600mm) 今年度の実習でも、学生たちはしっかりと屋久島の雨を浴びてきた 日本の滝百選の「大川の滝」も水量たっぷり 森の中のコケも輝いてみえる 島内の川はどこも澄んでいる やはり、水の島だ (石)

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  • 2016年10月25日

    動物と人との距離

    今2年生は世界自然遺産屋久島実習中。屋久島にはニホンザルの亜種ヤクシマザル(ヤクザル)と、ニホンジカの亜種ヤクシカが生息している。 本州で動物達に出会えば、人の気配を察するなり一目散に逃げていくか、餌をくれると思って近寄ってくるのが常だ。でも、ここ屋久島は違う。寄ってくるでもなく逃げるでもなく、ただそこにいる。 苔むした岩に腰かけ、森の中でゆっくりと流れる時間を彼らと共有していると、ああ、これが動物と人との間に本来あるべき距離なんだ、と気付いた。その感覚は・・・

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