昨年(2012年)の年末に佐渡島から大きな発見がありました。カエルの新種が
記載されサドガエル(学名はRugosa susurra)と名付けられました。佐渡には
ツチガエルが分布していますが、サドガエルはお腹の色が黄色いことや、鳴き
声が違うなどで区別できます
実は、「佐渡にはツチガエルとは違ったツチガエルがいる」ことは、以前から
知られていました。私もかつて佐渡で仕事をしていた際に、偶然このカエルの
写真を撮っていました。
まずは背面から。ツチガエルに比べると背中のイボイボが小さく、なめらかな
印象です。
そしてわかりやすい腹面。ツチガエルの地色は白ですが、サドガエルはまるで
黄色いタイツかステテコを履いているようです。
サドガエル
こちらはツチガエル
今頃になって日本からこんな大きな動物の新種が記載されるなんて驚きです。
他にも知られていないだけで、隠れた大物がいるのかもしれません (吉)