子供の頃、夏祭りがあると必ずといって良いほどオカヤドカリを売る店を見かけました。
とくに大型のオカヤドカリは比較的高価で、子供には買えないくらいの値段だったので、
ちょっと小さめの個体を仕方なく買って帰ったのを良く覚えています(最近はカメしか
見かけなくなってきたとのことですが・・・)。
そんな子供の頃の憧れのオカヤドカリは、屋久島の海岸にはたくさんいます。屋久島には
3種のオカヤドカリがいるそうですが、オカヤドカリは天然記念物のため持ち帰ったりは
できません。
今回の屋久島実習で見かけたのは、ほとんどが5mmくらいの小さな貝に入っている小型の
個体ですが、ちょこちょこと動き回る姿は見ていて飽きません。
それに顔をよ~く観察すると、なかなか可愛らしい目をしています。「オカヤドカリって
かわいいな」と連呼していたら、「まさにディズニー」と女子の声。
なるほど納得のつぶらな瞳です。 (吉)