2014年12月25日
大きなおたま
寒い冬。この時期でも水の中では、じっと春を待つオタマジャクシ達がいます。 日本で冬を越すオタマは、外来種のウシガエルと在来のツチガエル類。 そして、冬を越すオタマ達はだいたい大きく成長します。 特に大きいのはウシガエル。全長15センチ越えることも。 在来のツチガエル類も7センチを越えてきます(写真はサドガエル) ではこの黒いオタマ。 6センチを越えてきました。 何ガエルでしょう? 正解はモリアオガエル(撮影は8・・・
2014年12月24日
ペンギン会議に行ってきました4
ペンギンネタ第4弾は、前回の続きです。 右側の個体は若鳥で、全体的に色が薄く、 フンボルトの特徴である、首の筋がまだみられません。 左は成鳥ですが、若鳥と大きさがほとんど変わりません。 なんといっても鳥ですから、体が大きくなるのは 早いんですかね? これはほぼ成鳥です。この体色になるには2年近くかかるそうです。 動物園水族館で飼育されているフンボルトの仲間 (フンボル・マゼラン・ケープ・ガラパゴス(ガラパゴス・・・
2014年12月22日
ペンギン会議に行ってきました3
ペンギンネタ第3弾は、海響館のペンギン保全への 取り組みについてです。 海響館はチリのサンチアゴ・メトロポリタン公園と 協力協定を結び、フンボルトペンギンの研究と保全に 貢献をしていく約束をしたとのことです。 海響館では、フンボルトペンギンの飼育施設を 「フンボルトペンギン特別保護区」と名付け、 飼育下において、繁殖を行っています。 ここは、サンチアゴ・メトロポリタン公園から 「生息域外重要繁殖地」として指定を受けています。 キーワ・・・
2014年12月17日
センダン
公園で白っぽい実を、いっぱいつけた木を見かけました。 なんだろう? 調べてみると、センダンでした。 葉が落ちた後も、実が長く枝先に残るので、おもしろいです。 この時期の実は、もう結構シワシワです。 ヒヨドリたちがガツガツ食べていました。 実はサポニンを含んでいるので、毒性があり、我々は食べられません。 薬にはなるらしいですね。 冬芽はこんな感じ。 サポニンを含むなら、ムクロジのように泡立つのかな・・・
2014年12月16日
ペンギン会議に行ってきました2
ということで、ペンギンネタの続きです。 資料によると、水深6m、水量約700㌧。 世界最大級のペンギンプールの中では、 ジェンツー、キング、イワトビ、マカロニの4種が 飼育されています(ペヲタは「ペンギン」を省略するぜ!)。 水面にはラッコかアザラシか、という感じで漂っていますが、 下から見るとこんな感じです。 動画で見ると、こうです。 体から、空気の泡が出ていますが、 羽毛の中の空気が、水圧で・・・
2014年12月16日
ペンギン会議に行ってきました。
ペンギン会議って何?なめてんのか? という方がほとんどだと思いますが、 まぁ、ペンギンネタだけのシンポジウム みたいなものだと思ってください。 全国の動物園水族館でペンギン飼育に携わる方から、 私のような「ペヲタ」が一堂に会するわけです。 話を聞くだけで、色々議論するわけではありません。 広く開かれたものとして、だれでも気軽に参加できます。 例年、東京で開催されているのですが、 今回は下関開催ということで... ヒコーキでいきます。 ・・・
2014年12月12日
増穂実習場(自動撮影装置⑤)
増穂実習の自動撮影装置による哺乳類紹介の続編です。 今回はニホンザルです。日本の在来哺乳類では唯一の霊長類になります。 最初の写真のサルは、ハナレザルといわれる単独行動をしている個体です。 通常は下の写真のように群れで生活しています。 くつろいでいる様子が実によく写っていますね。 母ザルにくっついているのは、春に生まれた子ザルです。 移動のときも、母ザルのお腹や背中などに、しっかりつかまっていますね。 (石)
2014年12月11日
エコプロダクツ2014出展中
日本最大級の環境展示会"エコプロダクツ2014"が東京ビックサイトで始まりました。 当校は"大学・教育コーナー(東6ホール)"で出展中。 展示発表は1年生有志による 「生きものたちのつながり 私たちとのかかわり」 です。 学生たちは、とかく難しくなりがちな内容について、興味をもたせ、子供にもわかりやすく伝えられるような工夫をしてくれました(中身はぜひ会場で!)。 明日(12日)・明後日(13日)はフレッシュな学生が説明を担当します。 ・・・
2014年12月10日
増穂実習場(自動撮影装置④)
増穂実習の自動撮影装置による哺乳類紹介の続編です。 今回は、国の特別天然記念物のカモシカです。 このカモシカは、カメラとの距離が近すぎました・・・。 名前にシカと入っていますが、カモシカはウシ科の動物です。 シカ科のニホンジカと違い、角は毎年生え換わるわけではありません。 四肢も太短く、ニホンジカよりずっとがっしりしています。 最近では比較的標高の低い里山周辺で目撃されることも多くなりました。 増穂実習場周辺では、主にライ・・・
2014年12月9日
大人気の授業!狩猟技術論(2)
先日に引き続き、狩猟技術論の授業紹介です。今回はハンティング・ シミュレーターを実際に使った時の模様をお伝えします 学生は、画面に映し出される動物を銃で狙い、その得点を競うわけですが、 ゲーム感覚でテンションが上がりまくりの時間となりました ちなみに学生が手にしている銃の模型は本物と同じ重さがあるそうです。 教員(吉)も触らせてもらいましたが、ずっしりと重かったです。 これに弾丸が出たときの衝撃が体に伝わるのかと思うと、かなりの訓練を しなければ獲物・・・