2018年 11月 15日
野生鳥獣被害防除の実習
4年制の実習で千葉県館山市に行ってきました。この実習では、館山市および地元の方々に大変お世話になりました。
野生鳥獣対策について盛りだくさんの内容でしたが、一部をご紹介。
まずは物理柵(メッシュ柵)設置。
地元の方に教わりながら作業を進めます。柵の位置決め(作業口や畔、水路の関係)やハッカー(結束針金をしめる道具)の使い方に、最初は戸惑いつつも、最終的には目的の範囲を囲うことができました。
こちらは電気柵。
物理柵とは用途や条件によって使い分け。対象種に応じたワイヤーの種類や張り方、漏電対策などのしくみを理解しながら設置します。
有害鳥獣対策用の箱罠
短い実習期間内にイノシシが捕まり、対応について学ぶことができました。地元の皆さんは出勤前の忙しい時間に手際よく作業されておりました。
これまでもいろいろな実習がありましたが、農地での実践的な作業はあまりなかったような。お手伝いした柵がきちんと機能してくれることを願う実習でした。
(小)