2015年5月26日
ほんち遊び
皆さん「ほんち遊び」って知ってますか? ほんち遊びとは、ハエトリグモの一種、ネコハエトリのオス同士を戦わせる遊びです。 横浜市や川崎市の一部地域で戦前から戦後にかけて子供たちに人気があった遊びだそうです。 少し前になりますが・・・去る5月1日、馬入にて2年生の流域保全管理実習がありました。 相模川馬入周辺の自然観察とあわせて、ビオトープ造成や河川環境を変える際に 必要なレベル測量を実際に行い、その基礎を学びました。 その中でクモ大好きK先生の指導の下、ネコ・・・
2015年5月20日
5月の増穂実習場(鳥の羽)
鳥を見ていると上ばかり気にしがちですが、足元に目を向けても鳥の観察ができます。 実習場で拾ったヤマドリの尾羽とカケスの大雨覆。ヤマドリは水墨画のような、カケスは浮世絵で表現される海のような、どちらも違う美しさがあります。こうしたフィールドサインから探偵のように情報を集め、生き物の行動や生態を学ぶことも、学生たちは実習でおこなっています。森を歩いていると、カケスの羽はよく落ちている気がします。個体数も多いのだと思いますが、ふわふわとゆっくり飛ぶため、捕食者に捕まりやすいのでし・・・
2015年5月19日
5月の増穂実習場(ギンラン、ササバギンランなど)
歩いてみると、いろいろ見つかる。ギンラン。小さい。だけど、素敵。ササバギンラン。笹の葉。コアツモリソウは今年も咲いていた。今日はランの気分。(みず)
2015年5月18日
5月の増穂実習場(ホタルカズラ、シロバナエンレイソウなど)
今年の増穂実習場は、例年より季節が早い気がする。林道沿いにホタルカズラ。きれいな色。ラショウモンカズラ。太い腕。ニリンソウはもうお終いかな。ジシバリは葉っぱがかわいいことに、今回気付いた。林内でシロバナエンレイソウを発見。全部3つだ。今年もいろいろなものに出会えそう。(みず)
2015年5月15日
満開のユキノシタ
学校の植え込みスペースには、ユキノシタの群落があります。学校が渋谷にあった時から数えて、ここ数年はいっこうに花が咲いていませんでした。いつになれば咲くのかと毎年気にかけていましたが、今年になってようやく花をつけてくれましたつぼみをつけた花茎咲き始め今では満開です花のアップ日頃あまり目立たない植物ですが、よくよく花を見ると凛とした雰囲気があります。シャガやヤブランもそうですが、近づいて観察すると艶やかな花が教員(吉)の好みです(え?そんなことは聞いてないって?)あ、ちなみに葉は・・・
2015年5月9日
錦糸町での授業紹介~水質を評価してみよう!~
先日、1年生を対象に水質評価のプログラムを行いました。指導をしてくれたのは、共立理化学研究所の上田さんと伊藤さんと、卒業生でもあり、みずとみどり研究会の佐山さんです。座学と実験で構成されたプログラムのため、学生たちは集中力が途切れることなく学んでいました。生き物中心の当校のカリキュラムの中では、化学分野からのアプローチという点で今後も継続していきたい授業です まずは、水道水と近くの公園で採取した水の化学的酸素要求量(COD)や溶存酸素量(DO)を比較しました。簡易測定キットを・・・
2015年5月7日
泳ぐ球
利根川下流の田園地帯 オタマジャクシをさがしていると、何やら不思議な遊泳物体。すくい上げると貝?中身が出てきた!浮いた!泳いだ! 二枚貝にはさまれたホウネンエビのようなかたち。 タマカイエビでしょうか。 すでに卵を抱えている個体も。 ある時期乾燥するような、水たまりでしかみられない生き物のひとつ。田んぼとともに生き続けてきたのでしょうか。興味深いところです。(小)
2015年5月4日
佐渡のトキ(放鳥個体)
4月下旬に佐渡に出かけてきました。もう7年ほど前になりますが、佐渡でトキの放鳥・野生復帰にかかわる仕事をしていたこともあり、教員(吉)とって佐渡はいろいろと思い出深い場所です今回の佐渡への旅は日帰りの強行スケジュールでしたが、運良く新穂地区で放鳥個体を見ることができました。首から肩にかけてグレーに見えるのは繁殖期に特有の婚姻色です個体識別のための脚輪の色もはっきりとわかりますでも、あんまりかわいい顔ではないです・・・遠くで飛翔している姿も写真に撮れました。羽の内側の色はトキ色・・・