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2015年 9月 10日

9月の増穂実習場(ガビチョウ)

この変な仮面を被ったような鳥の名前は、ガビチョウ。漢字名である画眉鳥は、描いたような眉、を意味しているそうです。中国原産で、関東を中心に侵入している特定外来生物です。

実習地にもいて、藪の中にいるので姿はなかなか見ることはありませんが、とても大きな声でずっと鳴いているのですぐに分かります。しかも、クロツグミやサンコウチョウといった他の鳥の声を真似るのが上手なので、学生たちは調査中に本物の鳥がいたのか、ガビチョウが真似たのか、惑わされることもしばしば。ガビチョウは、ブラックバスなどのように他の在来種を襲ったりはしません。でも、捕食者を誘引してしまうといった間接的な影響や、大きなさえずりによる騒音(?)で、日本本来の自然の音環境が失われてしまうという問題があります。

9月に入り鳥たちのさえずりがすっかり静まり返った実習場。でもガビチョウの声だけは、薄暗い檜林の中、放歌高吟の如く響き渡っていました。

(沖)