2014年1月8日
人懐っこくてかわいいツグミ
新年早々、すっかり寒くなってしまいました。この時期は写真を撮ろうと思っても 昆虫も少なくなりますし、被写体として魅力的なのが鳥になるのですが・・・ 鳥はなかなか写真に撮れません。 なぜかって?小さいうえに、人の気配に敏感で近づけないからです! そんななか、人の生活圏の中でもっともよく見かけて、あまり人を怖がらないのが ツグミです。近づいても、カメラを向けてもほとんど意に介しません。それどころか こちらに近づいてくることもしばしばです 写真の個・・・
2013年12月16日
見慣れないと思ったら、こいつも外来種2!~マツヘリカメムシ~
秋の公園で何気なく見たアブラゼミの抜け殻。ん~、でもよく見ると何かがついてる・・・見かけないカメムシだけど一体何だろう?と思って写真を撮りました普段使っている昆虫図鑑には載っていません。日本原色カメムシ図鑑Ⅲにようやく情報がありました。このカメムシはマツヘリカメムシという北米産の種でした。図鑑の説明によると、近年になって日本に侵入し、原産地や欧州ではマツに被害がでているとのこと。日本での初見地は東京で、現在、関東地方で分布を拡大中だそうです見かけないカメムシだと思って喜んだら・・・
2013年12月9日
屋久島実習2013(1)~小さいのにあんまり可愛くないヤクシカ~
今年も10月上旬~中旬に2年生の実習で屋久島を訪れました。実習の内容は去年のブログで 紹介していますので、去年に引き続き屋久島の生物を紹介したいと思います トップバッターは、ヤクシカです。黒味岳の登山中に藪の中で見つけた個体ですが、本当に 小さかったです。背中に鹿の子模様はないのですが、第一印象はバンビ!そのものでした。 本当に小さい! あいにくの悪天候で藪の中、しかもカメラはコンパクトデジカメと最悪の撮影条件でしたが、 下手な鉄砲、数打ちゃ当たるとば・・・
2013年11月27日
みずたまそう
11月上旬に目黒の自然教育園で植物観察会を行っていたところ、植物の丸い果実に 興味を持った学生がいました。熱心に撮影している学生の目線の先にあったものは ミズタマソウの果実でした ミズタマソウという和名の由来は、白い毛が生える丸い果実を水玉に見立てたのだ そうです。本当は緑色の状態で、水滴でもついていれば完璧だったのですが、時期が 時期だけに褐色の水玉しかありませんでした それでも、なんとか水玉のイメージを出せたらと思い、被写界深度を浅くして写真を ・・・
2013年11月25日
おまえは誰だ?~アゲハ3兄弟
ずいぶんとブログの更新をサボっていました。また、ぼちぼちと再開しますので よろしくお願いします 今日ご紹介するのは、都内の公園にある1本のユズで見つけたアゲハ類の幼虫です。 たまたまですが、すべて4齢幼虫です。ノーヒントでの出題です 答えがわかった人は教員(吉)までどうぞ!
2013年10月2日
意外と筋肉質?なウラギンシジミ
10月に入って、2年生が屋久島のでの実習、1年生は選択の野外実習で 学外に出ているので、数日前までの喧噪とは打って変わって学校内は ひっそりと静まりかえっています こういう時期は学内の雑用を片付ける絶好のチャンスなのですが、台風の 影響で外は雨続き・・・ヤブランの移植はもう少し先になりそうです さて、今回のブログでご紹介するのは、ウラギンシジミの「脚」です。 実は、ウラギンシジミの脚って結構がっちりしていて、たくましい印象を受けます。 (昆虫の体は外骨格・・・
2013年9月30日
夏の終わり・・・
イチモンジセセリが目につき始めると夏の終わりを感じて寂しいと、過去の ブログで書いた教員(吉)です。実は、その他にも、夏の終わりを寂しく 感じるものがあります この写真を見てください。ヒガンバナにボロボロのクロアゲハのメスが訪花 しています。まだチョウがフレッシュな個体であればそれほどもありませんが、 ボロボロの場合には、本当に夏の終わりを感じてしまいます とくにこのメスは、片方の触角も途中で切れていますし、腹部もぺったんこな だけでなく(きっとかな・・・
2013年9月27日
秋はコクワガタの季節です
暑い暑い夏も終わり、朝晩は肌寒く感じるくらいの季節になりました。あれだけ 樹液酒場を賑わしていたカブトムシ、カナブン、シロテンハナムグリ、スズメバチも 今はもうほとんどいません そんなひっそりとした樹液には、コクワガタが訪れていました。このコクワガタは 真夏よりも初夏や秋の方が個体数が多いように感じます。 少しわかりにくいですが、オスのコクワガタです。かなり暗いのでシャッター速度が 稼げず写真がぶれてしまいました。手ぶれだけではなく、樹液を吸っている間も意・・・
2013年9月26日
おまえは誰だ?パート5
この時期になれば、どこででも見かけることができる身近な昆虫です。 大きさは後翅の先までで1.5cmくらいの小型種です(ということは、 体長はその半分以下ですね) 撮影場所は、これも学校の植え込みです。 答えがわかった人、確認したい人は、教員(吉)までどうぞ。(吉) 追記)となりにある植物もわかりますか?
2013年9月25日
やってきました、大型のお客さん2~ハラビロカマキリ
半月ほど前に、鉢植えだったミニバラを植え込みの一角に植え直したところ、 枝葉を大きく広げてのびのびと成長し始めました。 このバラは四季咲きなので、もしかしたら花芽がついたかな~と、都合の良い 期待を抱きながらバラを眺めていたら、横にあるトキワマンサクの植え込みの なかにハラビロカマキリがいました はじめは写真を撮ろうとする教員(吉)をギロリと睨んでいましたが、そのうち 気にしなくなり中脚の掃除を始めました。自分の口器を使って器用に掃除します。 ・・・