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  • 2016年6月22日

    小さいのに気になる花(2)~ムラサキサギゴケ(続編)~

    前回のブログでムラサキサギゴケの魅力を紹介しましたが、めしべの柱頭運動を写真に撮れていませんでした。 6月に入って花を付けている株を1株だけ見つけました。この日は風は強くなかったので、暑さと戦いながら撮影にトライしてみました タイミング良く小さな昆虫が花に来ていたので、めしべに触れてくれるのをじっと待ってみました。炎天下の中、20分ほど粘りましたが、そんなにうまくいくわけもなく・・・せっかちな関西人は待ちきれなくなって、近くの茎でめしべを刺激してみました ・・・

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  • 2016年6月18日

    待つわ。

    学校近所の運河。川岸を覗くとハゼ。 今年生まれも残留組も、順調に育っているようだ。 . そしてそれを狙うアオサギ。 いや、待つアオサギ。 人馴れした野鳥はしばしば話題になる。 ネットで画像検索すると、サギの仲間ではアオサギが一番多いようだ。 確かに、垂直護岸の河川では、潮汐や大雨で水が深くなったら採餌は難しそうだ。 アオサギは近年、増加傾向らしい。 都市河川や公園の深い池でも生活できるような、したたかな素養の持ち主も増えていく・・・

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  • 2016年6月17日

    ヨタカの縄張り争い

    こんにちは!自然環境保全学科野生動物保護管理コース二年の樋口です。今回は増穂実習で記録されたヨタカについてご紹介したいと思います。 ヨタカは初夏に東南アジアなどから繁殖の為に渡ってくる夏鳥で、主に夜活動し飛びながらガなどの昆虫を食べます。宮沢賢治の童話「よだかの星」にもその姿は描かれていて、かつては身近な鳥であったと思われますが、営巣環境である裸地の消失や越冬地である東南アジアの生息環境の悪化などにより、今ではなかなかその姿を見ることができなくなってしまいました・・・

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  • 2016年6月16日

    アカボシゴマダラの成長日記(完結編)

    ほそぼそと続けてきましたアカボシゴマダラの成長日記も、今回でいよいよ最後です。 たくさんいた幼虫も蛹化場所を求めてエノキの株から離れるためか、なかなか姿を発見できなくなりました。なんとか前蛹の姿を写真に撮りたいと思っていたところ、5月の末にようやく見つけることに成功しました。でも、この個体は越冬後の餌不足の影響でかなり小さかったです。 成虫になるとどのくらいの大きさなのか、またこの時期でも本当に春型で羽化するかなどが気になりましたので、蛹になった後に回収して室・・・

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  • 2016年6月14日

    空の漁師

    前回「カワセミのトイレタイム」を投稿した2年の岡田です。今回は同級生(僕の鳥の師匠)の樋口君と一緒に撮影した「ミサゴ」を紹介します。ミサゴは大型の猛禽類で、主に海や川などの水辺に生息しており、1年を通して見られます。 猛禽類といえば小型~中型の哺乳類や両生爬虫類を主に食べるイメージがあると思いますが、ミサゴは魚食性でほとんど魚しか食べません。ボラやアユなど中型~大型の魚を主に食べています。 狩りはまず、獲物を探すところから始まります。猛禽類はとても目が良く・・・

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  • 2016年6月13日

    ハシブトガラスの豪華な食事?

    ハシブトガラスが地面で何かを食べているように見えたのでカメラを向けてみました。 するとこちらの気配に気づいたのか、大きな獲物を加えてぴょんぴょんと遠ざかっていきます。慌ててシャッターを切りましたが、かろうじて分かる程度の証拠写真にしかなりませんでした。 拡大してみると大きな水かきが見えるので、獲物はウシガエルだったようです。大きな獲物を加えて必死に逃げる姿からは、いつものふてぶてしさはなく、少しかわいらしいと思えました。 それにしてもカラスってウシガ・・・

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  • 2016年6月7日

    小さいのに気になる花(1)~ムラサキサギゴケ~

    最近、自分好みの花の特徴が分かってきた気がする教員(吉)です。どうやら植物体は小さく(当然花も小さいが)、花の形が立体的な種に心惹かれるようです。 一番気になる存在がこれ。ムラサキサギゴケ。大きさは1.5cmくらいで4~5月の頃にしか見ることは出来ませんが、草地一面に咲くとこんな風にとても美しい景色になります。 正面から花を見ると・・・ずいぶんと立体的な構造で、奥の方にめしべが見えます。このめしべに何かが当たるとと閉じてしまうとのこと。 花粉を集めて・・・

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  • 2016年5月31日

    5月の増穂実習場(アマゴ、イワナ、オツネントンボ産卵)

    2年生の第一回目増穂実習は、日中の最高気温が30℃前後になる日もありました。 水生生物班の学生は、川の上流から下流、水田周りの溜め池まで調査しました。 川の上流は涼しくて水も冷たい。魚はいわゆる渓流魚などが採取されました。 アマゴ ニッコウイワナ 甲府盆地の平野部の水田周りは凄い暑さ…。 学生たちはウェーダー(胴長靴)の中まで汗でびっしょりになりながら調査しました。 学生たちが調査していた溜め池では、トンボたちも盛んに飛び回っていまし・・・

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  • 2016年5月28日

    5月の増穂実習場(バン、ヤマガラ)

    雨の日は実習も大変です。そんな時、鳥班は水田周りで調査します。雨でもサギなどの水辺の鳥は動き回っていて観察しやすいのです。田んぼ脇の川では、バンの雛が親から口移しで餌をもらっていました。この川は度々増水するので、雛が孵る前に卵が流されてしまうのですが、今年は大丈夫だったようで一安心。3家族ほど見られました。 そして、前回のヤマガラ。そろそろかな?と思ってドキドキしながら巣箱を覗いてみると・・・ こちらも無事に雛が孵化していました!孵化後1日目くらい。これから2週間・・・

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  • 2016年5月23日

    水中のドラゴン(小ネタ)

    コウモリの大群が空を舞う様を「龍」や「ドラゴン」と表現することがありますが、 都内の池の中にもドラゴンはいました! その正体は・・・ ヒキガエルのオタマです 小ネタですんません(吉)

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