2024年 3月 24日
早春の山の花
今年も花々が美しい季節がやってきました。
3月中は関東のあちこちの山に出かけていたので、早春にみられる植物たちをいくつか紹介します。
アオイスミレ
春の植物を代表するスミレにはたくさんの種類があります。
こちらのアオイスミレは、大きめの葉や花の後ろの距(きょ)と呼ばれる部分が太く、上向きに曲がっていることが特徴です。
カントウカンアオイ
地面スレスレに、地味な色の花を咲かせるので、注意して観察していないと見落としてしまうかもしれません。
まだ未解明な部分もありますが、カンアオイ類の花はキノコに擬態することで昆虫を誘い込み花粉を運んでもらっていると考えられています。
ネコノメソウの仲間たち
順にヤマネコノメソウ、ツルネコノメソウ、ハナネコノメ
沢沿いにひっそりと咲いています。
コチャルメルソウ
順に、つぼみと花の写真です。
花は魚の骨のような花びらが特徴的で、ウーパールーパーっぽい感じが可愛らしいです。
カタクリの葉っぱ
落ち葉の布団から顔を出しています。
ニリンソウのつぼみ
こちらは3月上旬の写真です。
そろそろ各地で花が咲いているでしょう。
毎年のことながら、春の訪れを告げる植物たちに心癒されます。
(ふみ)