2023年 8月 17日
ふなばし三番瀬海浜公園探鳥会
はじめまして。1年の我妻です。
先日、Y先生と学生の希望者数名でふなばし三番瀬海浜公園にて探鳥会を行いました。
今回の探鳥会の主な目的はシギ・チドリ類の観察でした。日本で確認されているシギ・チドリ類のほとんどは渡り鳥で、越冬地や中継地として日本に渡って来ます。
干潟の中を歩き回り、双眼鏡やスコープを使って鳥を探します。
まず最初に目に入ったのは、ウミネコです。
ウミネコといえばミャーミャーと猫のような鳴き声が有名ですね。見た目では先が黒×赤の嘴が特徴的です。おそらくこの日干潟にいた鳥の中で一番個体数が多く、たくさん群れていました。
写真は撮られなかったのですが、ダイサギも数羽見られました。
ダイサギとチュウサギは見た目が似ていて、私はパッと見で見分けるのが難しいのですが、口角(口の端)の位置で判断できるそうです。広角が目よりも後ろに伸びていたらダイサギです。
ただ、この判別ポイントは写真でないとよく見えないので、首の長さや嘴の太さで見分けられるようになりたいですね…。
さらに鳥を探して移動します。
足元に目をやると、たくさんの足跡が!ちょこちょこ歩き回った形跡がかわいいです。
↓こちらの足跡には水かきがついています。ウミネコのものでしょうか。
鳥以外にも、足元には様々な生物が。
↓ミズクラゲ
↓ゴカイの仲間(タマシキゴカイ?)
↓コメツキガニ
アカエイの死骸を発見。先輩が毒針の位置を教えてくれました。
死骸でも毒は残っているので、素手では触らないようにしましょう。
そうこうしながら歩き回っていると、発見しました。メダイチドリです。
目の周りが黒いため目が大きく見えることからこの名前が付けられています。
↓この個体は青いフラッグをつけていました!
フラッグとは、その鳥がどこからどこまで移動しているのか等を調査するために足環と合わせて取り付ける標識です。場所ごとにフラッグの色や番号が違うので、その個体がどこから渡ってきたのかが一目で分かるようになっています。
調べてみたところ、どうやら写真の個体のフラッグは北海道 風蓮湖でつけられたもののようです。
もし、足環やフラッグなどの標識をつけた鳥を見かけたら、下記フォームからご報告をお願いします。
その後も移動しては立ち止まり双眼鏡を構え、探鳥を続けました。
↓キアシシギ
獲物を落とした!と思いきや…
細長い嘴で器用にキャッチしていました。
名前の通りの黄色い脚と、細長い嘴が特徴です。
体もシュッとスリムな印象。(シギの仲間には他にも黄色い脚のものがいくつかいるので、脚だけで判断はできないのです)
↓ミヤコドリ
なんと言っても、白黒のボディに人参のような鮮やかなオレンジ色の嘴が特徴です。写真では半分しか写っていないですが、脚もピンク色で派手な見た目をしています。
三番瀬では割とよく見られる鳥ですが、世界的にはレアなんだそうです。
↓オオソリハシシギ
名前の通り、少し反った長い嘴が特徴です。
嘴の反り具合が実際どの程度なのか気になっていたので、実物を見ることができて嬉しかったです。思っていたよりは反っていなかったですが(笑)
他にも、
・ダイゼン
・ミユビシギ
・キョウジョシギ
などの鳥を見ることができました。
今回2時間ほどの探鳥で見られた鳥は全部で15種類。
うち、シギ・チドリ類は8種でした。
シギ・チドリの最盛期ではないため個体数は少なかったですが、三番瀬にいる鳥達は人慣れしていて、割と近くに寄っても逃げないので観察しやすかったです。とっても楽しい探鳥会でした(^^)
今回見られなかった鳥たちも、また時期をずらして探しに来ようと思います。
種数は少なかったですが、確実に鳥達が渡りをしてきているのを確認できました。同じ環境に何回も足を運ぶと季節感を感じることができるので、また行ってみてください。何かいたら教えてください。
(ぎわ)