7月上旬の夕方に、学校近くの猿江公園を歩いているとセミの幼虫が期を登って
いるのを発見しました。
最初は「どうせアブラゼミか、ミンミンだろう」と思ってみたのですが、かなり
大きい。しかも、教員(吉)のふるさとの大阪でよく見た覚えがある・・・
正体はクマゼミでした!
クマゼミは体が大きい他に、幼虫のお腹に「でべそ」があることで、簡単にアブラや
ミンミンと区別できます。中脚と後脚の間に大きなデベソがあるでしょう?
この幼虫を持ち帰った学生がカーテンに止まらせて羽化の一部始終を写真にとって
くれました。幼虫の背中から成虫が出てくるのですが、途中で「イナバウアー」の
姿勢になります。野外ではこの時点で天敵に襲われて命を落とすことも少なくないようです
このクマゼミは無事に羽化できたようです。抜け殻にしっかりとつかまって、あとは
体と羽根がしっかり固まるのを待つだけです。
ちなみに都内でクマゼミの姿を見たのはこれが初めての教員(吉)でした