GW中に散歩をしていた時に、グラウンドの片隅で赤と黒の潜望鏡のような物を
見つけました。良く見るとその正体はサトジガバチの腹部で、どうやら卵を産む
ための穴を掘っている真っ最中でした
小さなボディに似合わず、結構大きな羽音を立てながら一心不乱に穴を掘る姿に
惹かれたのでしばらく観察していると、穴から土を運び出す時は大あごと前脚を
器用に使って土の塊を運び出す姿を撮影できました
「意外と人間っぽいなぁ」と思いながら、さらに撮影していると、途中で体を
くねらせて困った仕草をするではありませんか。一体どうしたのかと目を良く
こらしてみると、大あごに土の塊が刺さって取れなくて苦労していました。
なんか食べ物が歯に挟まった時の自分みたいで、ますます親近がわいてしまい、
思わずその場に1時間もとどまり観察を続けてしまった怪しい(吉)でした。