忍法シリーズ第2弾はトノサマバッタです(忍法シリーズが続くかは未定です)。
トノサマバッタは大型でカッコいいバッタですが、平野部でも割と良く見かける
身近な種です。
実はこのトノサマバッタ、ホシササキリにも負けないくらい高度な忍術の使い手
です。飛び出したバッタの姿を目で追いながら、着地地点に近づいて探しても
なかなか見つけることができません。5cm ほどもあるのに何故?と思って近くを
探すと、また飛んで逃げられてしまいます。皆さんはそんな経験ありませんか?
忍法トノサマバッタのタネ明かしをすると、彼らは着地した後にこっそり歩いて
数メートル先まで移動するんです!そのため私達が着地点をいくら探しても姿は
見つからないのです。
たしかに着地点でじっとしているよりは、草に隠れながら少し移動した方が天敵に
見つかりにくいと言えそうです。忍法トノサマバッタ、恐るべし! (吉)