増穂実習の自動撮影装置による哺乳類紹介の続編です。
今回は本州最大の哺乳類、ツキノワグマです。
クマの仲間は、アニメや絵本、ゆるキャラなどのキャラクターとしても、大人から子供までよく知られた哺乳類だと思います。
本年度、学生が設置した自動撮影装置では、ぬた場と尾根の二ヶ所で確認されました。
その他、樹皮を剥いだ痕や糞などの痕跡は見つかりましたが実際に目撃することはありませんでした。
ツキノワグマは森林生態系の生物多様性の指標でもありますが、人里へ出没し、人間との軋轢が問題になることもあります。
※生物多様性国家戦略 2012-2020の【目指す方向】には、「緩衝帯の整備などにより、人と鳥獣との適切な関係の構築を進める。」との一文も記されています。
(石)