例年と同じように今年も鶴見川源流ネットワークの皆さんの指導の下、鶴見川源流部での
植生回復作業を行いました。昨年の作業では、作業区域の除草を行い、近くに自生している
エノキの実生を植えました。
その様子はこちらです
今年も同じ場所で作業を行いました。まずは繁茂した下草除去から始めるのですが、誤って
エノキを抜かないようにエノキの周りを丁寧に除草します。
すると1年かけて育ったエノキが姿を現しました
お次は一気に除草作業です。今回は学生、教員、鶴見川源流ネットワークの方々の総勢
80名が一気に作業を開始するのでみるみるうちに作業は進みます。
普段は源流ネットの方々が管理して下さっているのですが、それでも途中でアレチウリを
見つけた学生もいます(特定外来生物です。もちろん、駆除対象です)。
そうこうしている内に昼飯の時間になったので、みんなで弁当を食べて休憩です・・・と
思ったら、数名の学生がエノキに釘付けになっています。
正体はアカボシゴマダラの幼虫でした。ここ数年、関東で急速に分布を広げている外来種で、
鶴見川流域でもたくさんいます。よく観察するとエノキの株にたくさんついていましたが
すべてアカボシゴマダラでした。もしかするとアカボシゴマダラの駆除も検討する必要が
あるかもしれません
鶴見川源流での実習の続きはまた次回お届けします。 (吉)