数年前に静岡県は三島を訪れた際にその存在を知ったミシマバイカモ。今年も三島に
寄ったので写真を撮ってきました
ミシマバイカモはキンポウゲ科ですが、花がウメに似ていることから梅花藻といいます。
その名の通り三島の固有種で、天然記念物なのですが、小川にたくさん生えているので、
知らなければ、そんなに貴重な植物とは思えないかもしれません
実際には絶滅が危惧されていて、外来水生植物の駆除を含めた熱心な保全活動のおかげで
なんとか回復しつつあるそうです
水中で咲いているミシマバイカモの花を見ると、暑い日中でも涼しげに感じます。
群生している場所に行ってみると、たくさんの花が咲いていましたが、ほとんどは水上に
伸びて咲いていました。こうして見ると、たしかに梅の花びらのように白く、なかなか
可憐な花です。
ところでミシマバイカモは水中で受粉するのでしょうか?それとも他のキンポウゲ科と
同じように虫媒花なのでしょうか?
花に黄色があることも含めると、虫媒花かなぁ・・・なんて話をS田先生や、よ先生と
話し込んでしまいました(わかっていないようです) (吉)