2024年 3月 15日
鹿児島プログラム②~霧島山~
前回に引き続き、鹿児島に行った内容をブログに書いていきます。今回はたくさんの火山から成り立つ霧島山です。
前回の桜島のブログはこちら。
霧島山は、天孫降臨の地とされる高千穂峰、2011年に約300年ぶりのマグマ噴火があった新燃岳、霧島山の最高峰である韓国岳などを総称した名称です。
今回は韓国岳を韓国岳ルートで登山します。桜島は天気が悪くて山頂は見えませんでしたが、この日の午前中は天気がいいため絶好の登山日和です。最初は大浪池ルートを考えていましたが、午後から天気が悪くなるため、午前中で登山できるルートに変更しました。
韓国岳ルートでは、噴煙が上がっている硫黄山を間近で観察する事ができます。ゴーゴーと音もずっと鳴っており、活火山を目と耳から体感できました。
道中ではハルリンドウが咲いていました。霧島山では3月下旬~6月中旬頃と書いてありますが、2月中旬に数個体だけ咲いています。思わぬ春の訪れです。
少しずつ登っていくと大浪池が見えてきました。写真では分かりづらいですが、非常に大きく、周囲は1.9kmあるようです。
韓国岳山頂に到着しました。火口部をしっかり確認できますが、落ちてしまったら命は無いような高さです。大浪池には水が溜まっていますが、韓国岳の火口には水が溜まりません。しかし、豪雨が続いた日には火口湖ができるようです。
この後すぐにガスが出てきて、大浪池が見えなくなり、太陽も隠れてしまいました。ちょうど良いタイミングで登ることができました。
当校の実習地である黒姫実習場の近くには黒姫山や妙高山などがあるため、学生たちは火山を見てきています。しかし、霧島山や桜島の火山はまた違う様相をしており、火山に対して新しい知識を得ることができたと思います。
(ぎわ)