2006年 5月 11日
ライトトラップ(夜間採集)
(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
インドネシア滞在中4回、ライトトラップをやりました。
日本にいても最近はほとんどやりませんから、こんなに集中してやったのは久しぶりです。
スクリーンやライトのセッテイングをRudiらは実に手際よくやってくれました。その辺の木を切ってきて地面に突き刺すと、最小限のロープで固定し、発電機を回して完成です。場所の決定から明かりを灯すまで10分、という感じでした。
熱帯の大型甲虫を山ほど採ってやろうという野望は、あっさり引っ込めることになりました。大量のオオミツバチが襲来してライトの周りを飛びつつスクリ-ンに集団を作ります。
その昔、オオミツバチに追われた某ハチの研究者が何十箇所もさされ池の水中に潜って難を逃れた話がありましたが、インドネシアのオオミツバチはあまり凶暴ではありませんでした。
撤収のとき右中指を刺されましたが、痛みだけで腫れはなく、翌朝には治まっていました。
ライトトラップの結果は蛾が多く、シャチホコがコーリングしていたりしましたが、甲虫は極めて少なかったです。でもちゃんとアトラスのでかいオスも飛んできてました。(Ku.Ma.)