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  • 2014年2月21日

    屋久島実習2013(4)~今年は撮れました!ツマベニチョウ~

    昨年度の屋久島実習にはツマベニチョウの写真が撮れず、紹介できていませんでした。今回はアカマダラヨトウの成虫と同様、きちんと写真に撮ってきたのでご紹介します。ツマベニチョウは、普段は高い場所を高速で飛翔しているイメージの強いチョウです。イメージとしてはタテハチョウに近いですが、分類学的にはシロチョウの仲間です。ハイビスカスで吸蜜する時は、低い場所で観察できます。それでも、動きが速いため写真に撮るのは至難の業でした。なかなか良いタイミングで写真に収まってくれませんこれは、比較的う・・・

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  • 2014年2月19日

    枯れ葉と同居する無数の花!シナマンサク

    2月の上旬、公園に足を運んでみると、枯れ葉をまとった樹木が目にとまりました。公園内にあるたいていの樹木は葉を落としているなかで、こんなに立派な枯れ葉をつけている樹木はそれほど多くはありません。クヌギやカシワなどの落葉樹も冬に葉を落とすわけではないのですが、樹皮の雰囲気も違いますしかも、なんか明るい黄色の花がついています。目が悪いから遠くからでは自信が無いので(^^;)、近づいて確認しました。マンサク科の樹木ですねマンサクは枝に花を多数つけるので「満作」になったという説と、他の・・・

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  • 2014年2月18日

    海の中のツリー

    寒い日々が続きますね。 予報ではまた近々雪が降るようで、戦々恐々としております。 そんな寒い中、更に寒くなるような内容で申し訳ありませんが、 今回は海で見られる、ちょっと不思議な生きものを紹介します。 その生きものとは「イバラカンザシ」 体長は4~7センチ程。らせん状の毛のようなものは鰓冠(さいかん)といい、 ここから呼吸をしたり、プランクトン等を捕食したりしています。 この全体像がクリスマスツリーのようだという理由で、英語では 「Chri・・・

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  • 2014年2月17日

    今年も大雪!

    今年は、都内でも記録的な大雪になっています。2週続けてこんなに降るとは思いもしませんでした。東京でさえ、各地で雪の被害が出ています。都内の公園では、雪はある程度溶けたり、除雪されたりして、日曜日には歩けるようになりましたが、植栽されているシラカシの枝がバキバキに折れて酷い有様でした。そんな公園を歩いていると、池も全面に氷が張って、見慣れたはずの景色が一変していました。雪の上のツグミ氷の上のハクセキレイ見慣れたはずの鳥でも、この日ばかりは別物に感じた1日でした (吉)

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  • 2014年2月14日

    身近な場所で見られる鳥(7)~小さくたって立派なハンター!モズ~

    目のまわりの黒い模様が特徴的なこの鳥。名前を「モズ」といいます。漢字で書くと「百舌鳥」。由来は諸説ありますが、個人的には『百種類の鳥の鳴き声を真似できる舌をもっているから』という説がお気に入りです。さてこのモズ、可愛い見た目ですが、よくよく見てみるとクチバシがカギ状に曲がっています。この鋭いクチバシで、昆虫類やトカゲ・カエル、時には小型の鳥類・哺乳類にすら襲い掛かるのです。その姿は、さながら「小さな猛禽類」といった所でしょうか。確かに...鋭い!更にモズ類の特徴としては、捕え・・・

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  • 2014年2月13日

    身近な場所で見られる鳥(6)~柿は秋のごちそう!メジロ~

    メジロは留鳥で、街中でもほぼ1年中見ることが出来るかわいい野鳥です。 トレードマークはその名の通り、グリーンを主体としたボディに良く映える、 目を縁取る白い輪っかです。 メジロは結構長い舌を持っています(ちょっと気持ち悪い)。かなり小さい 鳥なので、目の悪い教員(吉)にはなかなか見えないのですが、その長い舌を 使って、花の蜜や熟した果実などを器用になめます。 秋は熟した柿の実、冬はツバキの花、春は桜の花、初夏はヤマモモあたりが メジロのご馳走といった・・・

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  • 2014年2月10日

    屋久島実習2013(3)~アカマダラヨウトウの成虫~

    ちょうど1年くらい前にも屋久島実習の様子を紹介しました。その中でハマオモトの葉を食べる気持ち悪い模様のガの幼虫をお見せしましたが、残念ながら成虫は写真に撮れませんでした(種名はアカマダラヨウトウです)その時のブログはこちら「屋久島実習便り2012(5)~屋久島一周エクスカーション~」今年度の実習期間中に、めでたく成虫の写真が撮れましたので紹介しておきます。白地に赤いラインが交差するやや毒々しい色彩です。まずは側面から。お次は背面から。最後に、幼虫の写真も再掲しておきます。幼虫・・・

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  • 2014年2月6日

    身近な場所で見られる鳥(5)~いつの間にか都会の鳥になったカワセミ~

    多くの野鳥愛好家の心をとらえて放さない生きている宝石、カワセミ。美しい背中の色、豪快なダイビング、華麗なホバリングと、小さな体に魅力が満載です。漢字では「翡翠」と書き、「ひすい」とも読みます。そうです、宝石のヒスイは、もともとはカワセミの背中の色に似ていることから名付けられたのだそうです。たしかにきれいですよねそんな宝石の語源にもなったカワセミですが、教員(吉)が子供の頃は、きれいな水辺でしか見れない印象が強かったです。でも、最近はちょっとした池沼や水路でも見ることが出来る身・・・

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  • 2014年2月3日

    そうだ、虫、刺そう

    時の流れは早いもので、2月になりましたね。学生達は恐怖の試験期間に向け、勉学に勤しんでおります。ファイト!さて、本日紹介するのは、1年生を対象とした昆虫標本の作り方の授業です。標本作成の技術は、ビジターセンター等に就職した際に必要となってきます。実習で自分たちが採取したチョウと甲虫(オサムシ)を使用して、標本作成スタート!先生のアドバイスを真剣な表情で聞く学生おぉ...集中している...集中しすぎでドライアイになりつつ、苦労の結晶が完成!翅が折れててもなんのその!しっかり標本・・・

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