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2015年 11月 16日

今頃羽化して大丈夫?~アカボシゴマダラ~

早いもので11月も中旬となり、朝夕はすっかり冷え込む日が増えてきました。2日間冷たい雨が降り続いた翌日、道路沿いに生えているエノキの実生株にアカボシゴマダラが止まっているを見つけました。

エノキはこんな小さな株です
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季節的にすでに弱っているボロの個体かと思ったのですが、近づいてみると2個体いますし、翅を触ってみるとまだ柔らかく、どちらも羽化直後のメスでした。
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実際、近くには羽化殻もあり、雨が上がって暖かくなったので羽化してきたのは間違いないようです。
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驚いたことに、そのエノキには羽化前の蛹までありました。こいつは、さらに遅れて羽化するのでしょう。
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こんな時期に羽化して大丈夫なのか?産卵できるのか?産卵できたとしても孵化した幼虫は越冬ステージまで成長できるのか??などと、次々に疑問がわき上がりました

さらに、近くの葉に目を向けると越冬前の幼虫から、2齢?くらいの小さな個体までついていました。
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在来種のゴマダラチョウは、林縁から外れたオープンスペースのエノキについていることは無いので、アカボシゴマダラの環境への適応力には唸るしかありません。

こんな状況を見せつけられて、これからますますアカボシゴマダラの天下が続くのだろうと納得させられた出来事でした   (吉)