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  • 2012年3月14日

    黒い塊の正体は?

    (※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。) 公園の木に黒い塊が着いているように見えました。遠くからでも「虫眼」の教員(吉)にはピンとくるものがあり、確認のために近づいてみました。その正体はシマサシガメ ヨコヅナサシガメの越冬幼虫でした。3月上旬のこの日は暖かかったことと、かなり近くまで寄って写真を撮っていたため、しばらくすると集団がばらけてしまいましたこんなにすごい光景が目の前にあるのに、たくさんの人が気づかないまま、この木の前を通り過ぎてい・・・

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  • 2012年3月8日

    春の気配

    (※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。) ヒキガエルの恋の季節に続いて、春を感じる出来事をお伝えします最近は、渋谷の道ばたでタチツボスミレの花を見かけるようになりました。まだまだ寒いと思っていても、確実に春は近づいているんですね。春と言えば、明日は17期生の卒業式です。教員(吉)も年を取ったせいか、時間が経つのは本当に早く感じます。           &nbs・・・

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  • 2012年3月7日

    アズマヒキガエルの恋の季節がやってきた

    (※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。) 寒い寒い2月が終わり、そろそろ暖かくなってきた3月上旬の公園を訪れてみると、小さな水辺にはたくさんのアズマヒキガエルが集まっていました。普段は陸上で見かけることが多いヒキガエルですが、この時ばかりはみな、水の中にいます。しばらくすると板の隙間に多数のヒキガエルが入り込み「クックック、キュ~」と顔に似合わず可愛らしい鳴き声が聞こえてきました。ヒキガエルたちの恋の季節ですねヒキガエルだけでなくアカガエル・・・

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  • 2012年2月28日

    身近な場所で見かけるガ(12)~で、でかい!シモフリトゲエダシャクのメス

    (※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。) フユシャク類のメスのうち最大サイズの種と言えば、シモフリトゲエダシャクなのだそうです。教員(吉)もそれらしいものを運良く見ることが出来ましたが、種同定が難しくやや自信が持てません。写真のように実物を見ると確かに大きいです写真を撮った日は公園内の至る所で結構大型のエダシャクのオスを見かけたので、もしかすると雌雄の写真ゲット!かと思いましたが、家に帰って調べてみるとヒロバフユエダシャクのようです。ん~、・・・

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  • 2012年2月23日

    身近な場所で見かけるガ(11)~クロテンフユシャク

    (※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。) ウスバフユシャクを紹介した記事で、クロテンフユシャクとの違いについて簡単に紹介しましたが、先週末にようやくクロテンフユシャクを見つけることができました。ただ、撮影場所はやっぱりトイレの壁で、自慢できるものではありません(汗)。さて、このクロテンフユシャクの前翅の縁に沿って見られる黒い線(外横線)に注目して下さい。一番下の写真で示したように矢印のところで「カクッ」と折れていませんか?ウスバフユシャクの・・・

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  • 2012年2月22日

    越冬しているはずのオオスズメバチ

    (※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。) 今年の冬は寒い日が続きますねぇ~。冬のフィールドデビュー元年の教員(吉)にはまことに厳しい寒さです(ToT)。シロオビフユシャク、ウスバフユシャクに続いてクロテンフユシャクを探しに先週末にも近くの公園に出かけたところ、そんな寒さも吹き飛ぶ出来事がありました。1枚目の写真を見てください。黄色い円の中に見えるガの写真を撮ろうと無造作に近づいたところ、足下にやばそうな物体が!そうです、この時期には土中や朽・・・

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  • 2012年2月17日

    スミナガシの幼虫とメロンパン?

    (※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。) ここしばらく学生関連ネタが続いていますが、今日はスミナガシの幼虫を紹介したいと思います。スミナガシというのは、タテハチョウの1種で、成虫の翅には墨を流したような模様があることからつけられた和名です。かなり渋めの美麗種だと個人的には思っています森の中ではかなり敏捷な飛び方をするのと、黒っぽい模様が周囲の景色に溶け込むため、子供の頃には捕まえるのが難しいチョウの代表でした。さて、今日ご紹介するのは、スミ・・・

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  • 2012年2月6日

    身近な場所で見かけるガ(10)~ハスモンヨトウ

    (※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。) 昆虫の和名には、意外な意味が含まれていることがしばしばあります。今日、ご紹介するハスモンヨトウもそのうちの1つです。名前の意味について、もしかしたら「ハス(レンコン)」を食う?それとも「ハスのような模様」のあるヨトウガ?なんて考えたことはありませんか?実はハスモンヨトウを漢字で書くと「斜紋夜盗」となります。皆さんも「斜交い(はすかい)」という言葉を聞いたことはありませんか?建築などで、補強のために2・・・

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  • 2012年1月31日

    身近な場所で見かけるガ(9)~ウスバフユシャクのバリエーション

    (※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。) この冬、生まれて初めてフユシャクを真面目に探し始めた教員(吉)ですが、撮影した写真を見ての種の同定作業では毎回毎回、頭が痛くなりますその理由は、フユシャクに限らずガの仲間には良く似た種がたくさんいる上に、斑紋や色彩の変異(個体差)が大きく、素人目にはほとんど区別が付かないことです特に今回紹介するウスバフユシャクは、クロテンフユシャク、ウスモンフユシャク、フタスジフユシャクなどとの区別点が微妙です。ア・・・

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  • 2012年1月26日

    越冬中のエサキモンキツノカメムシ

    (※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。) テントウムシの集団越冬の記事を書いてみて、「もしかしたら越冬シリーズもつくれるかも」なんて思いついた教員(吉)です。さて、今日ご紹介するエサキモンキツノカメムシは、なんとも名前がユニークですが、背中のハートマークが印象的なおすすめの逸品です真冬の公園でも、樹木名が書かれた木のプレートなどをめくると越冬中の個体が簡単に見つかります。この写真も2個体が寄り添うように越冬していました。おっと、あまり長い時・・・

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