2018年 5月 7日
三番瀬海浜公園のシギチドリ
2年の石崎です!ふなばし三番瀬海浜公園へ友人3人(真ん中が写真を提供してくれた佐藤くん)と行ってきたので、そこで見られた鳥達をご紹介します。
三番瀬海浜公園はシギ・チドリ類が多く渡来することで有名です。シギ・チドリとは、干潟のような湿地帯を好む水辺の鳥で、春と秋に日本へ渡りの中継地としてやってきます。干潟の貝やカニ、ゴカイなどを好んで捕食していて、潮が引いて干潟が現れると、砂地へくちばしを突っ込んでそれらを探している様子が見られます。
黒い背中と白いお腹、そして橙色の目立つくちばしが特徴のミヤコドリ。東京都の絶滅危惧Ⅰ類です。
橙色の胸と目の周りが黒いのが特徴のメダイチドリ東京都の準絶滅危惧種です(手前のハマシギの左足に、よくみると青いフラッグが見えます。これは日本で付けられたもののようです)。
長く上向きに反ったくちばしを持つオオソリハシシギ(撮影:佐藤)。中大型のシギで、夏羽になると頭と胸が赤褐色になります。環境省のカテゴリで絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
よく目立つ赤褐色と黒色の背中を京都の女性の着物にたとえ、その和名がつけられた(諸説あり)キョウジョシギ(撮影:佐藤)。
顔からお腹まで黒く、対照的に白い背中が特徴のダイゼン(撮影:佐藤)。東京都の絶滅危惧Ⅱ類です。
お腹に大きな黒い斑があるハマシギ。環境省のカテゴリで準絶滅危惧種になっています。
今回友人たちとかなり近い位置で鳥たちを観察でき、非常に楽しかったです。メンバー全員増穂実習で同じ鳥類班なので、これからの実習がとても楽しみです!