以前紹介した、低山で見かけた春の花について、もう一種だけ追加。
沢沿いを歩いていて、「おやっ」と思った植物。
水が滴る場所に群生していました。
白いきれいな花が咲いているけど、何の植物だろう。
花の形は山地の湿った場所で見かけるコンロンソウなどによく似ているけど、葉が全然違います。
↑コンロンソウ(宮城県:5月)
他の株の葉を見て、わかりました。
ワサビです。言わずと知れた、お寿司やお刺身のお供。
ワサビ田などではなく、野生の沢でもこんなに群生するとは。
この沢は上流にも下流にもワサビ田はないので自生でしょうか。
または、ワサビを栽培していた場所なのか。
自生ものでも問題なく食べられるらしいので、次回は食べてみようかな。
最後に水の中。
沢の中の石の影にいました。
カジカですね。大卵型だと思われます。
保護色が見事なので、なかなか見つけられませんでした。
今度は夏の花が咲き始める頃にまた来てみようと思います。
(石)