今週に入り、暖かい日が続いておりますが、
そんな陽気に誘われて学校前の植え込みに
お花が咲き始めています。
入口のところにはい~い香りが漂っていますが、
これはヂンチョウゲです。
これは、花がもう終わりに近づいています。
花の間からのぞく緑色のものは、新しい葉っぱです。
ちなみに日本の紙幣は、同じ仲間のミツマタから作られています。
こちらはアセビ。
アシビとも言いますが、正式にはアセビです。
カタカナで書くのが正しいです。
これは花色が赤っぽいので、アケボノアセビと呼ばれているものでしょう。
アセビは漢字で「馬酔木」と書き、ウマが葉っぱを食べたあと酔った状態になる
ことかららしいです(諸説あります)。
ツツジの仲間は、毒があることが多いので、口にするのは避けましょう。
最後はヒイラギナンテン。
葉っぱがヒイラギのようにトゲトゲで、庭木によくあるナンテンの仲間だから
というところでしょうか。
語源はよくわかっていないようです。
メギ科という、ふつうの人だと聞きなれないグループに属しています。
野草好きな人には、イカリソウと同じ仲間というと結構驚かれます。
そこら辺を歩いていると、色々なお花が咲くようになりました。
自宅でも、育てているコスミレ(たぶん)も満開です。
都会には自然がないなんていう人がいますが、そんなことはありません。
「自然を見る目」があれば、どこにいても自然を感じることが出来ます。
今まで何もなかったところに草が生えてきた。
木の芽が膨らんできた。
花が咲いた。
そんなところから感動できるようになってもらいたいですね。
(よ)