冬場は昆虫のほとんどが活動しないのでなかなか写真を撮る機会も
少ないのですが、先日ちょっと面白いものを見つけました
公園内の桜の木で、ルリタテハが幹にむき出しの状態で止まったまま
越冬していました。何度も通っている公園の道なのに、気づかない
ものですねぇ~
しかもよく見ると前翅にはクモの糸までついています。
もう死んでいるのかと思いきや、前翅は動きますし、生きています
翌週、確認にいったら翅は元の状態に戻っていました。ちゃんと
生きてるんですねぇ~。
「成虫で冬休眠しているんだから、当たり前だろ?」って突っ込みが
入りそうですが、野外で目の当たりにすると何ともいえない感動が
じわじわとこみ上げてきました。
冬の生き物観察は探すのが大変ですが、時間のある学生は「冬場の
昆虫観察」に挑戦してはどうでしょうか? (吉)