ペンギンネタ第3弾は、海響館のペンギン保全への
取り組みについてです。
海響館はチリのサンチアゴ・メトロポリタン公園と
協力協定を結び、フンボルトペンギンの研究と保全に
貢献をしていく約束をしたとのことです。
海響館では、フンボルトペンギンの飼育施設を
「フンボルトペンギン特別保護区」と名付け、
飼育下において、繁殖を行っています。
ここは、サンチアゴ・メトロポリタン公園から
「生息域外重要繁殖地」として指定を受けています。
キーワードは「生息域外保全」。
これは、いろいろな動植物において世界中で取り組まれているので、
興味のある人は、環境省のHPなどで調べてくださいね。
フンボルトペンギンは、南米チリやペルーの海岸近くに
生息しています。
ものすごく暑くもなく寒くもなくのところにいるので、
日本でも飼育しやすい種として、様々な動物園水族館で
飼育されています。
日本ではいっぱいいるので考えも及ばないのですが、
実は、絶滅が危惧されている動物なのです。
こんな感じで、フンボルトの生息地らしい雰囲気のところで
飼育されています。
トーチカみたいなものが巣穴で、卵を温めているような
個体も見られました。
飼育場内に植栽されている草を巣材としてよく使うそうで、
追加で植栽したという話もありました。
続く
(よ)