2014年 11月 25日
野生動物対策技術研究会
野生動物対策技術研究会(島根県益田市)にいってきました。
2日間という短い時間でしたが、有意義な時間で、島根ではたらく卒業生の活躍も垣間見えました。
初日は開催地の被害対策報告のあと、島根県中山間地研究センターと宇大で共同開発された簡易箱罠*の作成実習に参加しました。
材料はワイヤーメッシュ、Lアングル(棚の支柱)、コンパネなど。
メッシュの端を処理してからクリップで留めていきます。
Lアングルを組み立てていきます。
メッシュの幅に合わせて枠の幅を調整します。
扉、滑車などを取り付け、2時間ほどで組み上がりました。
通常は下準備や調整で半日はかかるとのことです。
2日目の講演・分科会では、鳥獣害対策の現状と課題について、報告と意見交換がされました。
各地でますます深刻な鳥獣害の現状。興味ある学生にはこの分野でぜひ貢献して欲しいと感じました。
(小)
*罠の使用にあたっては狩猟免許が必要です。