2014年 9月 9日
ガスバーナーはフレンチブルー
キャンピングガスポケットコンロ
先日、調べものをしていて過去のスタッフブログを見ていたところ、
ブルー缶ガスバーナーが目についた。初めてのガスストーブは
キャンピングガス社のポケットストーブであった。
学生時代に装備品の買い足しに出かけた某登山用品店でのセール品
を購入したものである。
きれいな水色のタンクはこれぞフレンチブルー!
気品有るおフランスの雰囲気を漂わせていた。
フレンチトースト等作ったら最高である。
購入当時の定番中の定番であったことと、ピーク1400Aだけでは
火力不足の場合もあり、衝動的に購入してしまった。
その後はピークワンのサブとして各種のキャンプで活躍したが、
新たに導入したコールマン508の圧倒的な火力と燃費の良さにより
その座を奪われ押し入れの隅に追いやられてしまった。
写真↑はキャンピングガス ポケットコンロ
しかし、このガスストーブが一番活躍したのは購入後20年以上経った2011年であった。
この年日本は大きな災害に見舞われ、沢山の人命や財産だけでなく、
ライフラインの安定という近代日本では当たり前の拠り所を失ってしまったのだ。
それまでどこにでも豊富に積み上げられていたカセット焜炉・カセットボンベ・
ペットボトル水・インスタントラーメン・ガソリン等があっという間に関東以北から
消えてしまった。
そんな中、すぐに使える焜炉として復活した。
その後、フィールド用ストーブローテーションに加わり活躍してくれている。
ただし、燃料の専用ガスカートリッジが現在販売されていないのが気がかりである。
S田