銀盤で観客を魅了するイナバウアーの名手と言えば、もちろん荒川静香さん。
では、夏の夜にイナバウアーするのは誰でしょう?
答えは「セミ」です。真夏の夜、辺りが暗くなると地面からごそごそと幼虫が
這い出て来て、木の枝などにつかまって成虫になります。
外の様子を伺う幼虫。穴の中に顔が見えます
今、まさに出てくるところ
背中が割れて、成虫が出てきます
イナバウアー
翅(はね)を伸ばして、固まるのを待ちます
豊かな雑木林のある田舎では、子供達はカブトムシやクワガタムシ採りに夢中に
なりますが、セミの観察は都会ででも出来る夏のイベントです。 (吉)