2014年 7月 23日
吸盤?分子間力?!
下の写真の中にある動物がいます。さて何でしょう?
正解はニホンヤモリ。この写真は学校の近所で撮影したもの。都市部でもみられる爬虫類ですが、地味な色かつ夜行性のため、いても見過ごされがちです。
さて、このヤモリ。ガラス窓や天井に逆さまに張り付いて動くことができます。その仕組みとして、足の指にある無数の毛(電子顕微鏡で見えるレベル)と接地面との”分子間力“により吸着できるといわれています。
カエルのような吸盤ではなく、分子間力?!
それを示すひとつの例として、分子間力がはたらきにくい物質の上で、ヤモリの吸着力を試す方法があります。
身近で分子間力が小さいもの。。。”フッ素樹脂加工したフライパン”の上ではヤモリは滑って張り付いていられないようです。(小)