目のまわりの黒い模様が特徴的なこの鳥。名前を「モズ」といいます。
漢字で書くと「百舌鳥」。由来は諸説ありますが、個人的には
『百種類の鳥の鳴き声を真似できる舌をもっているから』という説がお気に入りです。
さてこのモズ、可愛い見た目ですが、よくよく見てみるとクチバシがカギ状に曲がっています。
この鋭いクチバシで、昆虫類やトカゲ・カエル、時には小型の鳥類・哺乳類にすら襲い掛かるのです。
その姿は、さながら「小さな猛禽類」といった所でしょうか。
確かに…鋭い!
更にモズ類の特徴としては、捕えた獲物をすぐ木の枝等に突き刺す「早贄(はやにえ)」
というものがあります。
この早贄は秋頃に目にする事が多いのですが、何のために行われているのか、
その理由は未だ解明できていないとのことです。
モズを見かけたら、近くの木の枝等を見てみて下さい。
もしかしたら、早贄が見つけられるかもしれません… (岩)