2012年 9月 26日
昆虫界のミュータント
自然環境保全学科1年の吉田です。今回初めて学校のブログに投稿します。
8月30日から9月8日まで自然環境保全学科の1年生は、第3回目の野外実習を長野県の黒姫で
行いました。そこでおもしろい姿をしたムシを見つけたので紹介します。
黒姫実習場では希望者は自分でテントを張って寝ることができます。そのテントの上にはハエや
アブなどが集まってきてとても目障りなのですが、ある日、ふと見ると何やらいつもと違う来訪者が。
???・・・なんか変な形をした虫がいるなぁ~。
大きさは1cmくらいで、見たことのないハエのような虫が止まっていました。その容姿はX-MENの
ウルヴァリンそっくりな顔立ち(私だけか?)。これはとても珍しい種なのでは!?
もしやミュータントでは!?
「さすがに学校で配られた図鑑には載っていないだろ~」と思って開いて3秒後に発見。
「ツノゼミ」
高鳴る鼓動は一瞬にして消え去りました。ハエではなくカメムシ目で、セミやヨコバイに近縁のようです。
しかしこのツノゼミ、やはり変わった特徴を持つようで、調べてみると同じ仲間には更に奇妙な形態を
したものもいます。ツノゼミだけが載っている「ツノゼミ ありえない虫」という本もあります。
興味を持った方は、是非検索してみてください。