先週、国立科学博物館(以下、科博)の特別展「深海」を見に行ってきました。
科博には実習などで50回以上は通っている教員(吉)ですが、特別展を見るのは
実は今回が初めてでした
お目当てはもちろん、ダイオウイカ。NHKでも放送されていましたし、世間の
注目度はピカイチではないでしょうか。長い行列に並んで、すし詰め状態で見て
きた内容を少しご紹介しましょう
展示の前半では、深海という環境を理解してもらうように、光が届く深さや、
水深と波長の関係などがパネルにまとめられていました。
続いては深海の探査機「SHINKAI 6500」の実物大の模型の展示がありました。
ボディのフロント部の作業用のアームや、コクピットの中も再現されていて、
見ていて素直に面白かったです
こんな狭い中に研究者1人とパイロット2人の3人が入っていたんですねぇ
その後は、深海で見られる生物の液浸標本が陳列されていました。
ダイオウイカは最後のコーナーです。期待を胸に進んでいきましたが・・・なんか
微妙です。液浸標本を上から見られれば良かったのですが、全面に水滴が
ついていてまったく見えませんでした(泣)
仕方なくサイドからダイオウイカの姿を見てきましたが、ケースの周辺に人が
ぴったりとくっついているので、全体像は見えず、「大きなイカの切り身を見た」
というのが実際の印象でした。
なかなか液浸標本の展示って難しいなと考えさせられた展示でした (吉)