2016年 10月 27日
ハトの手品実習?
皆川先生、ハトを手に持って、手品の実習?
いいえ、これは野生動物リハビリテーション実習の一環で、ハトなど中型鳥類の保定方法や診断の方法を学ぶ実習です。午前中は講義で、救護された野鳥を診る際の注意点などを解説。
午後から実際にハトをつかって実習です。はじめて触る学生も多くて、みんな恐る恐る。でも、しっかり握らないと、逃げられてしまいます。両手、片手での保定、それから体重、体温、心拍数などを計りました。今回は大人しいクジャクバト(カワラバトの観賞用品種)を使ったので、みんななんとか保定できていましたが、野生の鳥はもっと暴れるのでなかなか大変そうです。
学生に交じってハトに聴診器を当ててみたのですが、トクトクトク・・・と鳥の早い鼓動を聴くことができて、ちょっと感動しました。
この中からも、将来リハビリテーターとして働く学生が出てきてくれるかな?学生もハトも、お疲れ様でした。
(沖)